人間環境学部　金藤ゼミと株式会社メルローズが「残反」を用いた衣服を販売 　8月3日から販売開始、サステナブルかつ日本伝統のスタイルを取り入れた衣服を展開

法政大学人間環境学部金藤正直教授ゼミナールと株式会社メルローズは、衣服の生産過程で廃棄されてしまう「残反」を用いた商品を8月3日から期間限定で受注販売しています。
商品販売に携わっているのは、人間環境学部で持続可能なアパレル業界のビジネスモデルについて学んでいる金藤教授のゼミナール生たちです。

学生たちは環境汚染産業第2位であるアパレル業界の環境問題解決を消費者意識の改善だけに委ねるには限界があると考えています。
そこで古着の回収・寄付などといった着古した後のリサイクルのみならず、そもそも服の生産過程において発生してしまう廃棄物を抑制することが出来ないかを検討することにしました。
忘れられた生地をもう一度蘇らせたい、捨てずに活用したいという思いが株式会社メルローズと一致し、この残反プロジェクトがスタートしました。

商品は株式会社メルローズが自社で保管してきた「残反」を使用し、更に生地の使用率を高めることで、最大限環境に配慮した衣服になっています。
また、日本古来の伝統的なデザインを現代でも着やすい形で再現することで、環境への配慮のみならず、デザインの面でもこだわりが詰まっています。
学生たちは「アパレル業界の環境問題を解決に導く試みとして、株式会社メルローズのみなさまと共同プロジェクトチームを発足し、ともに新しい挑戦が出来たことを光栄に思います。
この販売をきっかけに、残反の可能性を世の中に浸透させる一歩になればいいなと思っています」 と商品に対しての想いを持っています。商品の概要は以下のとおりです。