お知らせ

2023年度「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト ―”こだわりが詰まった”法政大学で最愛の庭園を目指します―」庭園への誘いを開催(2023年4月5日(水)、2023年4月11日(火))

  • 2023年04月13日
  • 新入生
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 我々が暮らす「かけがえのない地球」には、人間を始めとしてさまざまな「生物」が暮らし、例えば、森林には「えこぴょん」の仲間の「兎」のように森の草や実を餌にし、樹の幹や土の中には昆虫、微生物を始めとした「生物」が生息しています。
 
 2023年4月5日(水)、4月11日(火)、法政大学環境センターが事務局を務める「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、”こだわりが詰まった”「法政大学で最愛の庭園」を目指してメンバーを大募集し、同時に「庭園への誘い」を開催しました。

 「庭園への誘い」においては、法政大学環境センター榎本 直子より市ケ谷キャンパスに唯一残る企画から維持管理まで全てのプロセスに学生が参画して2005年春に学生・教職員の「憩いの場」として誕生した「グリーン・テラス誕生秘話や見どころ」、環境配慮と維持管理における課題を紹介し、「2023年度の同プロジェクト活動予定とプロジェクトメンバーの特典」を中心にお話しました。

 法政大学環境センターが事務局をつとめる「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、千代田区・新宿区にまたがる「外濠」におけるビオトープネットワークを意識して、「愛校心」がもたらした小さな「出会い」と「行動変容」を積み重ねて「法政大学で最愛の庭園」を目指した取り組みが評価されて、2022年3月に千代田区主催「令和3年度 ちよだ生物多様性大賞」において入賞、2023年2月に新宿区主催「第16回新宿エコワン・グランプリコンテスト」グループ部門・奨励賞を受賞しました。

 また、2023年4月、法政大学環境センターは、新年度特別企画として、「Take the Stairs at HOSEI 2023 ~えこぴょんの涙の秘密と未来に続く階段~」を企画し、参加者を大募集しております。同企画は、平地を歩く時の約三倍のカロリーを消費し、基礎代謝の上昇及び大腿部を始めとした脚力増強が見込まれる「階段利用」を通して、「エネルギー使用量の減少」と運動不足の解消としての「健康増進」を同時に目指す「未来に続く階段利用」を目指した取組です。参加者は、「階段利用」の目安となる歩数の実施報告時に、地球環境問題に関連した「えこぴょんの涙の秘密」にちなんだ謎解きに挑戦します。

 それでは、皆様と”こだわりが詰まった”「法政大学で最愛の庭園」にてお会いできることを楽しみにしております。

2023年4月11日開催「庭園への誘い」第二弾には「えこぴょん」と一緒に記念撮影。

  • ”こだわりが詰まった”「法政大学で最愛の庭園」が見頃を迎えた2023年4月5日(水)に「庭園への誘い」第一弾を開催。

  • 庭園の奥は、最も維持管理が大変でしたが、メンバーと一緒に、一年を通して来訪者が楽しむことができるように工夫しています。

  • 菜園区画は、プロジェクトメンバーに登録した方が、優先的に借りることができます(先着順)。

  • 環境センター榎本 直子より庭園の維持管理における最大の課題である「侵略的外来種」の一例として、「タンポポ」と想定される影響について説明。

  • 「気候変動の緩和と適応」や「ヒートアイランド対策」を目指した植物を中心とした「日本庭園」。

  • 「日本庭園」では、環境省RDBにおいて「準絶滅危惧(NT)」に位置付けられている「サクラソウ」も無事に花を咲かせてくれました。

  • 庭園の中心に位置するひょうたん池の周辺は樹木や草花が育ち、鳥や蝶を始めとした「生物が生育・生息する空間」へと広がりを見せています。

  • 環境センターの榎本 直子より”こだわりが詰まった”「法政大学で最愛の庭園」の見どころと今後の活動予定をお話しし、プロジェクトで活躍されたメンバーより2022年度のプロジェクト活動概要を紹介し「庭園への誘い」第二弾を締めくくりました。