お知らせ

ウクライナ受け入れ学生が法政大学での学びを開始しました

  • 2022年10月14日
  • 新入生
  • 留学生
お知らせ

法政大学では、2022年9月よりウクライナからの留学生4人を受け入れています。

ウクライナ学生はビザ発給が遅れたため、渡日までの間、グローバル教育センターによるオリエンテーションや授業にオンラインで参加しました。
9月下旬にはビザが発給され、9月25日(日)・10月2日(日)に2名ずつ渡日することができ、法政大学での学修・学生生活を開始いたしました。

ウクライナからの4名の留学生

10月13日(木)には、廣瀬克哉総長、ダイアナ・コー副学長、グレゴリー・ケズナジャットESOP(交換留学生受入プログラム)ディレクターが出席し歓迎会を行いました。

総長が「ウクライナは非常に深刻な危機的状況にあり、多くの学生が学びを続けることが困難な状況にあることを私たちは理解しています。若者の学びは、自身のためだけでなく、社会全体の未来のためでもあり、次世代を育てることは国力の再生そのものでもあるからです。それを支援するために何かできないかと考え、法政大学でウクライナの学生を受け入れることにしました。どんな戦争にも終わりがあり、戦争が終わった後は、国の再建という仕事が必要であり、そのために将来に備えて学ぶことが必要です。皆さんが法政大学で勉強に専念することが、ウクライナへの最大の貢献となると考えます。私たちは、それを支援できることを光栄に思っています。法政大学での学びや生活について、私たち教職員は喜んでサポートします。法政大学での滞在と学びが実り多いものになることを願っています。」と挨拶しました。

ウクライナ学生たちは「法政大学で勉強を続けることができて嬉しいです。もっとウクライナの文化、歴史、言語などを日本の人々に知ってもらいたいと思います。すでに多くの友人ができ、これからの日本の生活が楽しみです」と、法政大学での学びや日本での生活に期待を語っていました。
ウクライナ学生たちは、本学の日本語や日本の社会・文化・ビジネスに関する授業の履修に加え、学内外で本学学生と交流する予定です。

本学では昨今のウクライナの危機的な状況に鑑み、人道的な支援として、軍事侵攻を逃れ日本へ入国し、学修の継続を希望するウクライナ学生を支援し本学での学修の機会を提供しております。ウクライナの生活が再建されるまで長期化が予想される中、 ウクライナ避難学生支援募金などのご支援を頂き、今後も受け入れを継続することを検討しております。

ウクライナ避難学生支援募金の詳細はこちら

  • 会場の様子

  • (左から)ダイアナ・コー副学長、廣瀬克哉総長、グレゴリー・ケズナジャットESOP(交換留学生受入プログラム)ディレクター

  • 学生からの自己紹介

  • 集合写真