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法政大学屋上緑化維持管理プロジェクトによる「法政大学で最愛の庭園」を目指した取り組みが「令和3年度 ちよだ生物多様性大賞」に入賞

  • 2022年04月01日
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 2022年3月、法政大学環境センターが事務局をつとめる「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、「法政大学で最愛の庭園」を目指した取り組みが千代田区主催「令和3年度 ちよだ生物多様性大賞」において入賞しました。千代田区は、2013年3月に「ちよだ生物多様性推進プラン」を策定し、大学・教育機関などは生物多様性に関する知見を広めるとともに、環境保全活動を積極的に推進し、地域の生物多様性向上に貢献することが期待されています。同プロジェクトの活動拠点である「グリーン・テラス」は、千代田区・新宿区にまたがる「外濠」に所在する市ケ谷キャンパスに唯一残る企画から維持管理に至るまで学生が参画して約17年前に誕生した「屋上庭園」です。

 「グリーン・テラス」は、ひょうたん池の周りを中心にビオトープを創出し、庭園に遊びにくる蝶や鳥を始めとする生物の生息・生育空間となっています。同プロジェクトは、「法政大学で最愛の庭園を目指します」を合言葉にメンバー有志が「REAL GARDENER」として「こだわりの詰まった」取り組みを主体的に展開しています。2022年3月23日(水)には、千代田区役所において表彰式が開催され、同プロジェクトの事務局をつとめる法政大学環境センターより山田 建志(写真左)、榎本 直子(写真中央)が出席し、樋口 高顕区長より表彰状が与されました。

 これからも、プロジェクトは、皇居、北の丸公園、靖国神社を経て外濠公園につながるビオトープネットワークを意識し、地域の生物多様性の保全、気候変動の緩和・適応を視野にいれた「行動変容」と「愛校心」がもたらす小さな「出会い」を積み重ねて、「法政大学で最愛の庭園」を目指します。

法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト
https://www.hosei.ac.jp/kankyoukenshou/kyouikukenkyu/okujo/

  • 本学の市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー四階に所在する「グリーン・テラス」(2021年4月)

  • 地球温暖化・ヒートアイランド対策、熱中症予防を目指した「GARDENING AND UCHIMIZU IN HOSEI」(2021年7月)

  • グランドカバーを目指した「苔類」、「ヤブラン」、「タマリュウ」等が植えられているこだわりの詰まった日本庭園(2021年4月)

  • 「一期一会 対 こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」では、気候変動の茎は芝のように広がり、春にかわいい花を咲かせる「芝桜」。「ひょうたん池」に暮らすメダカもスペシャルゲストとして登場(2021年3月)