お知らせ

「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト -ひょうたん池  対 こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園-」編を開催(2022年3月14日(月))

  • 2022年03月15日
  • イベント・行事
お知らせ

 2022年3月14日(月)、「ひょうたん池  対 こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」を開催しました。
 今回、プロジェクトのテーマとしてとりあげた「ひょうたん池」は、「こだわりの詰まった法政で最愛の庭園」において、樹木や植物や庭園に遊びにくる鳥や蝶を始めとする生物の生息・生育空間である「ビオトープ」における重要な役割を担っています。
 「ひょうたん池 対 こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」においては、環境センター榎本より同プロジェクトの歴史、「グリーン・テラス」の見どころと「ひょうたん池」の課題と池の周りに生育している植物や選定した球根と苗の特徴について紹介しました。
 続いて、プロジェクトメンバー有志が立候補し、絶滅が危惧されるメダカの生息環境における課題にもなっている「ひょうたん池」をじっくり維持管理していただき、「ひょうたん池」の維持管理が終わった後は、江戸時代から数多くの品種が育成されている江戸系と肥後系の「花菖蒲」の苗や茶室の庭園などで親しまれている「ツワブキ」を池のほとりにデザインしました。
 更には、今週は最高気温が20℃を超える暖かい陽気が続くことが予測されていることから、「気候変動への適応」を目指して「ひまわり」の種やグランドカバーを目指した「芝桜」の苗を庭園に各所に植え付けました。
 この他、2021年12月2日(木)に開催した「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト -Season's Greetings  対 こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園-」編において挑戦した「休眠挿し」の「紫陽花」は屋内にて無事に冬を越して新芽がでてきました。
 「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、市ケ谷キャンパスに唯一残る企画から維持管理まで全てのプロセスに学生が参画した全国でも珍しいプロセスを経て誕生した「グリーン・テラス」を活動拠点に、「REAL GARDENER」として、樹木や植物や庭園に遊びに来る鳥や蝶を始めとする生物の生息・生育空間である「法政大学で最愛の庭園」を目指しています。
 今回のプロジェクトにおいては、どのように維持管理するか長年の課題になっていた「ひょうたん池」を率先して手入れして下さったプロジェクトメンバー有志の熱意に厚く感謝申し上げます。
 「グリーン・テラス」に生息する生物も、これから始まるキャンパスライフを夢見る新入生も、在学生も、2022年3月に卒業されるメンバーを含む「REAL GARDENER」としての「法政大学で最愛の庭園」を目指した「こだわりが詰まった」取り組みの恩恵をうけることができるようにと願います。

夏のような陽気に恵まれて、プロジェクトメンバー有志が庭園全体をじっくり維持管理して下さいました。

  • 「えこぴょん」も春が来ることを楽しみにしていました。今回は環境センター榎本より「ツワブキ」をプロジェクトに寄贈。

  • 「ひょうん池」をテーマに選定した植栽、池に生息する植物等を環境センター榎本より説明。

  • 「ひょうたん池」のほとりに「ツワブキ」。

  • プロジェクトメンバー有志が「ひょうたん池」の維持管理に立候補。

  • プロジェクトの予定時間を終了し、記念撮影。

  • 「ひょうたん池」の維持管理が終わった後に「花菖蒲」。

  • 予定時間を終了後もプロジェクトメンバー有志が残って下さり、グランドカバーを目指した「芝桜」。

  • 春の兆しを感じる「ニホンスイセン」が見頃。