お知らせ

法政大学は、健康的に、地球環境問題の解決を目指して、「法政大学の掟」をリニューアルします。

  • 2021年03月31日
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 法政大学環境センターは、新年度を迎えるにあたって、新たに「快適さ」を意識し、健康的に、地球環境問題の解決を目指した「心構え」を示した「法政大学の掟」をリニューアルします。 地球環境問題は、大学生活における一つ一つの行動の積み重ねが影響をもたらしており、キャンパスの一人一人の協力が大切になります。

 まず、我々人類が暮らす「地球」においては、「なぜ、紙資源の削減に取り組まなければならないのか」、「配布資料の電子化を進めることで、どのような効果が期待されるのか」、「環境マネジメントプログラムを実施するうえでのポイント」を、えこぴょんを始めとした森林で暮らす「動物」が「紙資源削減に向けた法政大学の掟」としてお知らせします。

 続いて、我々人類が暮らす「地球」においては、地球温暖化をはじめとする地球環境問題に加えて、新型コロナウイルス感染症拡大を防止するために、教育研究・大学生活を充実させながら、健康的に、地球環境問題の解決を目指すために、例年以上に「快適さ」を意識して「工夫」を重ねる必要がでてきました。

 「快適に、健康的な節電キャンパスライフを目指した法政大学の掟」は、新型コロナウイルス感染症拡大の防止に向けてマスクを着用している学生・教職員も多く、夏季には「熱中症の防止」などの観点から「環境マネジメントプログラムの運用方法」を「工夫」します。

 「法政大学の掟」においては、教育研究の推進と両立し、エネルギー使用量の削減効果が期待される「待機電力削減のポイント」、「どのような服装、食事を活用すると、どのくらい体感温度が調整されるのか」に関する目安を示し、教育研究・大学生活を充実させながら、快適に、健康的に、地球環境問題の解決を目指します。

 最後に、我々が暮らす「地球」においては、「レジ袋」、「使い捨てスプーン・フォーク」を始めとする使い捨てプラスチックが一因である「海洋プラスチックごみ」が「マイクロプラスチック」となって「有害物質」が付着して長期にわたり海に残り、2050年までに魚の重量を上回ることが予測されております。

 「廃棄物削減を目指して、3R(REDUCE、REUSE、RECYCLE)を徹底するべし」においては、日常的に、頻繁に発生する「食事」に関連した廃棄物や海洋汚染などを一因となる使い捨てプラスチックを中心に、「REDUCE:ごみの発生、資源の消費をもとから減らすこと」、「REUSE:くりかえし使う」、「RECYCLE:資源として再び利用する」という廃棄物削減に向けた3Rのサイクルを中心に、「廃棄物削減」の妨げとなる「行動バイアス」となる廃棄物分別の運用基準を混同しやすい「廃棄物」の代表例を紹介しました。

 法政大学環境センターは、環境省が策定した「プラスチック資源循環戦略」を踏まえて、「環境月間」及び「世界海の日」に、省資源・廃棄物・グリーン購入に関連した課題解決を同時に目指した「えこぴょんと海を守ろう in 2020」を企画し、参加者が本学学生という属性に留まらず、家族の一員、アルバイト先の店員を始めとして様々な立場から主体的にアプローチした活動が報告され、参加者全員から「地球環境問題に対する意識が変わった」と回答がありました。

 なお、2021年2月、法政大学環境センターは、新宿区主催「第14回 新宿エコワン・グランプリコンテスト」環境にやさしい事業者部門において、学生・教職員の「行動変容」を目指した取り組みが「環境にやさしい事業者大賞」を受賞しました。

 本学は、2017年度に「法政大学EMS」を構築し、「持続可能な地球社会の構築を目指す拠点」において、PDCA サイクルによる継続的改善のプロセスを経て、キャンパスにおけるあらゆる活動による環境負荷を低減することを目指して地球環境問題に取り組んでいます。

 2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の防止策にご協力いただく特別な年となりましたが、今後も多くの方が健康的な生活を送りながら、快適に、環境の取り組みにも参加していただくきっかけとなれば幸いです。

法政大学環境センターが「第14回新宿エコワン・グランプリコンテスト」において「環境にやさしい事業者大賞」を受賞https://www.hosei.ac.jp/info/article-20210317095215/

  • 廃棄物削減を目指して3Rを徹底するべし 法政大学の掟

  • 紙資源削減に向けた法政大学の掟

快適に、健康的な節電キャンパスライフを目指した法政大学の掟