2023年度プロジェクト中間報告会『雇用のセーフティネットとしての教育施策に関する研究』
- プロジェクト責任者:酒井 正(法政大学 比較経済研究所)
報告者および内容
比較経済研究所では、以下の通りプロジェクトの中間報告会を開催いたしました。
記
日時: 2024年3月22日(金曜日) 13時00分-17時00分
場所: アルカディア市ヶ谷
プロジェクト責任者:酒井 正(法政大学比較経済研究所)
報告者及び内容:
報告1)13:00-13:40 酒井正(法政大学)「わが国の職業訓練へのニーズを巡る現状と論点」
報告2)13:40-14:20 池上宗信(法政大学)「ソーシャルセーフティネットとしての保険の教育と理解:ケニア北部・エチオピア南部乾燥地域の旱魃
保険の事例」
報告3)14:20-15:00 長谷部拓也(上智大学)・三好向洋(愛知学院大学)「Incidence of vocational training over business cycle: An analysis of CPS
Educational Supplement」
報告4)15:00-15:40 小林徹(高崎経済大学)「「社会人の学びとその後の状況-業務の高度化、賃金上昇、失職回避について」
15:40-16:00 Coffee Break
報告5)16:00-16:40 小松恭子(労働政策研究・研修機構)「タスクの日米比較からみた日本の労働市場の特徴と変化―日本版O-NETデータ分析から
得られた示唆 ―(仮)」
総括) 16:40-17:00
法政大学比較経済研究所・アントワープ大学共同主催シンポジウム『Shaping Crafts and Terroirs at Global Fairs. Local, National, and Transnational Contexts, c.1880 to the present.』開催
- プロジェクト責任者:杉浦 未樹(法政大学 比較経済研究所)
比較経済研究所では、以下のシンポジウムを開催致しました。
- 日時
2024年2月17日(土)・18日(日)
- テーマ
『Shaping Crafts and Terroirs at Global Fairs.Local, National, and Transnational Contexts, c.1880 to the present.』
- 場所
アントワープ大学
- 詳細はこちら
2023年度第2回プロジェクト研究会『雇用のセーフティネットとしての教育施策に関する研究』
- プロジェクト責任者:酒井 正(法政大学 比較経済研究所)
比較経済研究所では、以下の通り研究会を開催いたしました。
記
日時: 2023年11月20日(月曜日) 13時00分-14時30分
開催方法: オンライン(Zoom)による開催)
報告者及び内容: 竹沢 純子(国立社会保障・人口問題研究所 企画部第3室長)
「OECDデータベースにみる公的職業訓練関連費用」
2023年度第1回プロジェクト研究会『雇用のセーフティネットとしての教育施策に関する研究』
- プロジェクト責任者:酒井 正(法政大学 比較経済研究所)
比較経済研究所では、以下の通り研究会を開催いたしました。
記
日時: 2023年8月25日(金曜日) 13時30分-15時00分
場所: 法政大学市ヶ谷キャンパス(大内山校舎Y406、オンラインとの併用による開催)
報告者及び内容:深町珠由 先生((独)労働政策研究・研修機構)
「スキル習熟度と訓練ニーズ―PIAACの国際比較結果より」
比較経済研究所主催 工芸品史プロジェクト 書評会『三宅拓也 近代日本<陳列所>研究(思文閣、2015年)-明治から昭和戦前期の商品陳列をめぐってー』開催
- プロジェクト責任者:杉浦 未樹(法政大学 比較経済研究所)
比較経済研究所では、以下の研究会を開催致しました。
日時 |
2023年7月29日(土)14:00~16:30 |
開催方法 |
市ヶ谷キャンパス、ボアソナードタワー19階 会議室D
及びオンライン同時開催(ZOOM)
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講演 |
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比較研プロジェクト共催研究会『In Another’s Empire. Japan in British East Africa 1919-39’』開催
- プロジェクト責任者:杉浦 未樹(法政大学 比較経済研究所)
比較経済研究所では、以下の研究会を開催致しました。
開催概要 |
日時:2023年6月3日(土)13:30~17:30
会場:早稲田キャンパス3号館606教室およびZoom
講演題目:『In Another’s Empire. Japan in British East Africa,1919-1939.』
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講演者 |
・杉浦未樹(法政大学)
・ロバート・フレッチャー Robert Fletcher (ミズーリ大学)
・島田竜登(東京大学)
・鈴木英明(国立民族学博物館)
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講演概要 |
このワークショップでは、戦間期における日本の英領東アフリカについての調査史料を分析する研究プロジェクトから4つの報告がなされた。
ロバート・フレッチャー氏による第一報告では、東アフリカへの政策について、近東をはじめとした他地域へのイギリス帝国の植民地政策との関連づけがなされたうえで、同時期の資料の文面を比較すると、日本とイギリスの東アフリカへの進出について、地勢把握、人種論、商業利益など様々な点において共有した視座があったことが論じられた。
島田竜登氏による第二報告では、1926年の大阪商船会社のモンバサへの航行開始が、大阪商船会社自体および日本郵船やオランダとイギリスの商船会社のグローバルな航路の発達のなかでどのように位置づけられ、その経営が日本の交易発展においてどのような意味をもったのかが、仲介商の排除という観点から、論じられた。
つづいて鈴木英明氏は、第三報告で、東アフリカをはじめとした1920年代の新市場で重要な輸出分類となった「雑貨」が、報告書において文明化と結びつけられて語られていることを指摘し、その点と日本が安価なものを供給したこととの関係性を、広い視点から位置付けた。
最後に杉浦未樹氏は、東アフリカに進出した日本の綿花商の間に、東アフリカからの綿花の輸入が日本綿製品や雑貨などの輸出をけん引したというロジックがあったことを述べ、日本製衣類が東アフリカの人々に受容されたことを、既存製品からの差別化と新しい消費の創出という観点から語った。
それぞれの報告と全体について、参加者とともに活発な議論がなされた。
このセミナーは学術振興会国際共同研究加速基金『循環を問い直す―物質・文化・環境を繋ぐグローバルヒストリー』 、法政大学比較経済研究所プロジェクト『工芸品史―1850~1930年代の輸出工芸品における場と文脈の形成』との共催で行われた。
(講演言語:英語)
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