お知らせ

【市ヶ谷キャンパス】学生サポートスタッフ活動状況

  • 2021年06月07日
お知らせ

5月17日から新人ノートテイカーが加わり、市ヶ谷キャンパスでは約30名のノートテイカーが聴覚に障がいのある学生の授業サポートを行っています。

10分の休み時間中に、先輩テイカーが中心となり連携パネルでコミュニケーションを取りながら、テイク順番を決めて授業に臨んでいます。

遠隔文字通訳システムcaptiOnline(キャプションライン)を使ってオンラインでノートテイクをするため、新人テイカーはまだ打つタイミングが難しそうですが、先輩テイカーと共にフォローしながらテイクをしてくれています。

入力メインでない方が訂正パネルで誤字を修正したり、ノートテイクに漏れがないようフォローしたり、全テイカーが協力し合って授業サポートをしています。

 

captiOnline

テイク写真.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ノートテイカーとは

聴覚障がいのある学生の耳となり、講義の内容を聴きながら意味を要約し、文字に書いて伝えるサポートスタッフのことです。

※captiOnlineとは

筑波技術大学 産業技術学部 産業情報学科 若月大輔 先生が作成されたWebを用いて、オンラインで文字通訳(要約筆記)を行うことができるWebサイトのことです。

 

【オンラインノートテイク講座の感想】

オンライン授業で時間があるので、この機会に何か自分にも社会貢献ができないかと思いノートテイク講座に参加しました。以前から、ノートテイクという支援活動は知っていたのですが、人の耳となり授業を受けるということは責任重大で、自分に務まるのかとても不安でした。しかし、ノートテイク講座でノートテイカーをするうえで大切な事や、ポイントなどを知り、安心して授業研修に臨むことができました。授業研修ではタイピングが追い付かず苦戦しましたが、先輩テイカーに助けていただき、実際のノートテイクの雰囲気をつかむことができました。ノートテイカーは、自分のスキルアップと社会貢献を同時にできるので、とてもやりがいがあります。まだまだ力不足で課題はたくさんありますが、実践を重ね、レベルアップしていきます。(文学部1年)