リカレント教育オフィス

法政大学リカレント教育オフィスは、本学の社会人の学びの場としての機能をより一層高めてゆくことを目指す生涯教育の拠点です。
総長から任命されたリカレント教育オフィス長を中心に、リカレント教育プログラムを企画・立案することをはじめとして、社会人学び直しに資する様々な取組みを推進してゆきます。

我が国は過渡期にあります。人口減少や超スマート社会の出現、グローバル化、そして昨今のコロナ禍で人々の働き方は大きく変化しました。自ら新しい知識や技術や知見を得て、考え、自らを常に研鑽し変化することが強く求められるようになりました。
働きながら学ぶことのできる環境を社会全体で整備することが今まで以上に求められています。そして大学は知の集積地としてその知を社会に再分配し、新しい時代を構築する市民を育てることが強く求められています。

法政大学は、大学通信教育課程として日本で最初に開設された通信教育部、昼間と夜間に科目を配置し自分に適した時間配分で履修できる昼夜開講大学院、平日の夜間と土曜の昼間・夜間によって修了できる夜間開講大学院、実務家の育成を主な目的とした専門職大学院、履修証明プログラムなど、社会人の学びの場のフロントランナーとして、働きながら学ぶことができる多様なプログラムを提供してきました。

リカレント教育オフィスは、これらの多様な学び直しの教育プログラムをより効果的に社会に展開すること、また、大きく変化する社会環境にあわせて高まるニーズに応じた新しいリカレント教育プログラムを企画・運営することを目指して、2021年4月に設置されました。

社会人の皆様がアクセスしやすい環境が整備されたリカレント教育・生涯教育の拠点として活動を展開してゆきます。

リカレント教育オフィス長（専門職大学院イノベーション・マネジメント研究科教授）
高田　朝子