トピックス(2019年度以前)

「とにかく考えてみよう」(第13回 法政大学・人間環境学特別セミナー )を開催します。

  • 2017年01月10日
トピックス(2019年度以前)

第13回 法政大学・人間環境学特別セミナー
ドキュメンタリー映画を見て、震災後の日本社会を考える



東日本大震災から5年半がたちました。法政大学人間環境学部は震災後の日本社会の姿について考える取り組みを続けています。人間環境学特別セミナー「とにかく考えてみよう」は、ドキュメンタリー映画を見て、教職員と学生、一般の参加者がともに議論する催しです。第13回目の今回は、2011年にニューヨーク・ウォール街に始まり世界中に広がったオキュパイ運動をあつかった映画『オキュパイ・ラブ』をとりあげます。2010年頃から、資本主義経済における格差の拡大や富の偏在に反対する動きが世界各国で大きくなってきました。なかには大規模な抗議運動に発展する例もあります。日本もまた例外ではありません。
これらの直接行動による人々の怒りや不満の意思表示は、大きなポテンシャルを持っています。最近では、それを政治的に利用しようとする動きも出てきました。また、ときには暴力をともなったり、人種間の対立をあおり共存を脅かす方向に作用する危険性も指摘されています。こうした人々のエネルギーを、現実の社会問題解決に役立てていくためには、どのような可能性があるのでしょうか。皆さんと一緒に考えたいと思います。

オキュパイ・ラブ』(ベルクロウ・リッパー監督:2013年・カナダ)

『オキュパイ・ラブ』(ベルクロウ・リッパー監督:2013年・カナダ)
上映会とディスカッション
*** プログラム ***


18:15 開場
18:30 開会・趣旨説明
18:40 上映開始(約90分)
20:10 休憩
20:25 ディスカッション――司会:辻英史(法政大学人間環境学部)
21:00 閉会
日 時:   2017年1月11日(水) 18:30~
場 所: 法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー3階 マルチメディアスタジオ
入場料: 人間環境学部学生は無料、一般の方は300円(ただし、震災復興支援のため全額寄付します)

主催:法政大学人間環境学部・人間環境学会(担当:竹本、辻、西城戸)
E-mail: tsuji@hosei.ac.jp  03-3264-4955
※映画については、公式ホームページを参照してください
※会場については大学HPを参照してください