FICオープンセミナー「山崎阿弥 講演会とワークショップ~音を迎えに~」を以下のとおり開催いたします。
山崎阿弥 講演会とワークショップ ~音を迎えに~
「聞く」という行為は、概ね受動的な行為だと考えられています。音は、向こうからやってくるものだろう、耳に瞼はないのだから、と。
でも、例えば、― 手を伸ばすように耳を/聴覚を動かしてあなたから音を迎えにいく、手のひらにはめたグローブで飛んできたボールをキャッチするように音をつかまえる ― 音との関係を意識的に結び・解くことであなたを取り巻く世界は異なる姿を現します。
私のパフォーマンスやインスタレーションは、そんな現象を起こすメディウムのようなものです。講演では具体的な作品の紹介や発声と聴取のメカニズムなどについてお話しし、ワークショップでは発声の訓練ではなく、聞く力や声の力の源を探るようなワークを予定しています。
日時 | 2019 年6月19日(水) |
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場所 | 法政大学 市ヶ谷キャンパス |
登壇者 | 講師:山崎阿弥 |
備考 | 参加費無料,事前申込み不要 |
お問い合わせ | 法政大学国際文化学部担当(事務) |
山崎阿弥 やまさき・あみ
声のアーティスト、美術家。自らの発声と声の反射をつかって空間の音響的な陰影を感得しパフォーマンスやインスタレーションを制作する。声を手掛かりに世界の成り立ちを追求する。