今年は、 戦後の在日朝鮮人文学や言論をリードしてきた金達寿(1919~ 97年)が没してから20年になる。金達寿は日本の敗戦=朝鮮の〈解放〉後、 1970年前後を境に前半生を文学創作、後半生を古代史研究という、 相異なる学問領域で知的活動を展開した。
金達寿という一人物を新たな視座で捉え返すことを通じて、 その知的遺産を引き継ぐだけでなく、 変転する現代における在日朝鮮人や日本社会全般への理解を深める場となることを期待して、セミナーを開催したい。
日時 | 2017年9月16日(土)14時~ |
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場所 | 法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎S307 |
発言者 | ・廣瀬陽一「金達寿の全体像」 ・佐藤信行「金達寿と『季刊三千里』」 ・文京洙「金達寿と在日組織・文化人」 ・高柳俊男「金達寿と私と法政大学」 ・呉文子「金達寿と李進煕」 |
問合せ先 | 国際文化学部担当(事務) TEL:03-3264-9345 e-mail:jkokusai(at)hosei.ac.jp ※(at)は@に置き換えてください。 |
主催 | 法政大学国際文化学部+図書出版クレイン(共催) |
備考 | 参加無料、事前申し込み不要。 セミナーのチラシは、こちらよりご覧いただけます(PDF/338KB)。 |