来たる7月7日、中島ゼミではゼミ公開トークを開催します。興味のある方はぜひご参加ください。
【趣旨】
「開発の人類学」を研究する中島ゼミでは、インドネシアの開発の在り方を検討してきました。インドネシア、マレーシアで世界の80%を生産するパーム油の生産現場には、RSOP(持続的なオイルパーム生産への円卓会議)による環境認証標準が設定されました。グリーンピースはこの標準から大きく外れる、インドネシア、シナルマス・グループ産のパーム油を輸入しないようにとのキャンペーンを張り、大きな反響を及ぼしました。
こうした環境破壊的なパーム油生産反対の動きの背景とその反響を分析し、持続性とは何かを考えます。
【公開トークの形式】
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*この公開トークは、中島の科研費研究(C)「インドネシアのアブラヤシ開発における土地紛争の研究」の研究活動の一環としても実施しています。
*ゲスト主要著作
【著書】
『魂の民主主義』(築地書館)、『屋久島水讃歌』(南日本新聞社)、『地球生活』(平凡社ライブラリー)、『環太平洋インナーネット紀行』(NTT出版)、『日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか』(幻冬舎新書)
【共著】
坂本龍一監修『非戦』(幻冬舎)、TUP(平和をめざす翻訳者たち)監修『世界は変えられる』(七つ森書館)に対し日本ジャーナリスト会議より市民メディア賞受賞(04年)