本研究科応用化学専攻の修士課程に在学中の池田晴奈さんが、化学情報協会で化学情報協会JAICI賞を受賞しました。
量子ドット増感太陽電池は次世代太陽電池として期待されています。量子ドットの代表例として挙げられるCdS、CdSe、CdTe、PbSには有害な元素であるCdやPbが含まれています。本研究では有害元素を使わず、安全性の高いCuInS₂/ZnS量子ドットを合成し、太陽電池に応用しました。
量子ドットの多励起子生成現象により内部量子収率が100%を超える可能性がある太陽電池が実現することにより、人類のエネルギー問題解決への大いなる貢献が期待さています。
・受賞者
池田晴奈(応用化学専攻修士課程1年)
・学会名
化学情報協会
・受賞日
2023年2月9日
・受賞名
化学情報協会JAICI賞
・受賞論文名
CuInS2/ZnS量子ドットのリガンド交換と太陽電池応用