本研究科応用化学専攻の修士課程に在学中の池田晴奈さんが、無機マテリアル学会第145回学術講演会で無機マテリアル学会講演奨励賞を受賞しました。
量子ドット増感太陽電池は、次世代太陽電池として期待されています。量子ドットの代表例として挙げられるCdS、CdSe、CdTe、PbSには有害な元素であるCdやPbが含まれています。
本研究では有害元素を使わず、安全性の高いCuInS<sub>2</sub>/ZnS量子ドットを合成し、太陽電池に応用しました。
量子ドットの多励起子生成現象により内部量子収率が100%を超える可能性がある太陽電池が実現することにより、人類のエネルギー問題解決への大いなる貢献が期待されます。
・受賞者
池田晴奈(応用化学専攻修士課程1年)
・学会名
無機マテリアル学会第145回学術講演会
・開催期間
2022年11月10日~11月11日
・受賞日
2022年11月11日
・開催場所
熊本国際交流会館
・受賞名
無機マテリアル学会講演奨励賞
・受賞論文名
CuInS<sub>2</sub>/ZnS量子ドットのリガンド交換と太陽電池応用