経済学部について

学部長メッセージ

経済学部について

歴史と伝統、カリキュラム改革、そしてグローバル対応 -投資を積み重ねて大きな飛躍を-

法政大学経済学部は、私立大学では2番目に古い歴史を持ち、また、在籍学生数が学内1位ということからもわかる通り、「歴史と伝統」を持った大規模な学部です。
そこで学ぶ経済学は「社会科学の女王」と呼ばれ、現代社会の多様な問題を、俯瞰的な立場で、科学的に分析する学問です。したがって、経済学を学ぶことによって、世の中の仕組みを本質的にとらえる眼、言い換えれば、ものの見方を養うことができます。

そして、経済学部は、教育目標として「経済現象や経済問題を中心に現代社会を体系的にとらえ、社会に対して有益な政策提言ができる人材の養成」を掲げ、現在3学科体制で教育研究にあたっています。
まず、経済学科では、経済学の理論と実証に重点を置いて、特に論理的思考力を重視し、また多様な教養教育、情報処理教育も充実させています。次に、国際経済学科では、経済学に加えて英語教育を重視し、世界の中の日本で活躍するためのスキルであるグローバルスタンダードを学びます。最後に、現代ビジネス学科では、「企業と経済」のかかわりを重視し、会計、経営、ファイナンスなど実践的な科目群を充実させています。

経済学部は、「歴史と伝統」ある学部ですが、それに安住することなく、積極的に改革を行い、学びの効果をあげるカリキュラムを充実させています。2016年度からは新カリキュラムを開始し、その骨子は、①3学科とも英語授業を熟達度別クラスで実施する、②1年生が高校課程から大学の授業にスムーズに入れるように、「ブリッジ科目」を設ける、③体系的な学びの効果を上げられるように「積み上げ式のカリキュラム」を一層充実させる、④英語を用いた経済学の専門科目を拡充するなどで、きめ細かな改革を行いました。この新カリキュラムの成果を検証しながら、改革を継続してゆきます。

また、法政大学は、スーパーグローバル大学(SGU)に選ばれ、グローバル化を推し進めていますが、そのSGU構想への経済学部の貢献をお話ししますと、一つは多摩の4学部共同の英語学位プログラムへの貢献です。これは、「グローバル経済学・社会科学インスティテュート(Institute for Global Economics and Social Sciences 略称IGESS)」という名称で、2018年9月に開設されますが、経済学部は、「英語で経済学の学位を出す」コースを提供する形で貢献します。(日本語)外国人留学生入試も拡大しており、経済学部はグローバル化にしっかりと対応していきます。

以上、経済学部の近況をお話しましたが、最後に、実は最も基本的で大切なことは、学生の皆さん自身の4年間の過ごし方だということを強調しておきたいと思います。ぜひ「大学教育は自分への投資だ」と考えて、コストをかけて自分の能力を高めていってほしいと思います。大学の講義にしっかり出て、知識理解を伸ばすことはもちろんですが、チームで協力して課題を解決したりする体験を積むことなども貴重な投資です。それによって、社会で生き抜く上で必要なコミュニケーション力や「協働」する能力を伸ばすことができます。こうした投資を積み重ねれば、人的資本(あるいは、法政大学憲章にも謳う「実践知」を実現する能力)が高まり、就職・卒業時、ひいては将来、大きな満足を得ることができるでしょう。ぜひ投資を積み重ねて成長し、大きく羽ばたいていってほしいと思います。

経済学部長 鈴木 豊

経済学部長 鈴木 豊

経済学部長 鈴木 豊