SA(スタディ・アブロード)とは、経済学部の学生が2年次の春学期に、イギリスのシェフィールド大学英語教育センター、アメリカのカリフォルニア大学デイヴィス校国際トレーニング & 教育センター、カナダのブロック大学ESLサービス、オーストラリアのモナシュ大学英語センター(2014年度まで派遣)で開講される授業を履修するプログラムです。
経済学部のSAは、英語の集中的な学習によって実用能力に磨きを掛け、留学先の文化、社会、経済、ビジネス等の講義科目を英語を通して学び、さらにホーム・ステイやキャンパス・ライフなどの日常生活経験によって、異文化理解を深めることを目指すプログラムです。留学先で出会う外国人の教員や友人たちとの交流で、国際経済人としてのマナーとルールを身につけ、自立の精神を養い、グローバル化の著しい世界に向かって、日本の立場から説得力のあるメッセージを発信する能力を養うことが期待されます。
そこで学んだことが就職や進学に結びつき、将来の可能性を大きく広げるものであることを願ってやみません。若い時代の留学で得られるみずみずしい生活体験、学習体験は、生涯にわたって大きな影響を持つものです。直接的な異文化体験、カルチャーショックなども、それらを積極的に捉え大切に反芻することによって精神の財産となり、物事を真に批判的に見る目が養われます。また、日本の文化や社会、経済あるいは人間のあり方をより客観的に見られるようになったり、評価し直す契機ともなるでしょう。SAが学生諸君の人間的成長を促す貴重な心の糧となることも、もう一つの目的なのです。
SAプログラムは、SA留学を中心に、留学準備の指導を行う「SA事前指導」(1単位科目)とSA留学帰国後の小論文、帰国報告の「SA事後指導」(1単位科目)から構成されます。SA留学の授業は、留学先大学のスタッフによる英語の授業です。授業は集中的な英語の学習と、その国の経済、ビジネス、文化に関する講義との二本立てで構成されます。SA留学先で履修した科目は、経済学部の英語科目、または、「スタディアブロード」科目として16単位まで認定します。
大学名 | シェフィールド大学 THE UNIVERSITY OF SHEFFIELD |
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国 | イギリス |
受け入れ機関 | English Language Teaching Centre (ELTC) |
参加費用例 | 1,351,394円(2019年度) |
大学名 | カリフォルニア大学デイヴィス校 UNIVERSITY OF CALIFORNIA, DAVIS |
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国 | アメリカ |
受け入れ機関 | UC Davis Division of Continuing and Professional Education - International |
参加費用例 | 1,570,539円(2019年度) |
大学名 | モナシュ大学 MONASH UNIVERSITY |
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国 | オーストラリア |
受け入れ機関 | Monash University English Language Centre (MUELC) |
参加費用例 | 1,374,169円(2014年度) |
大学名 |
ブロック大学 |
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国 | カナダ |
受け入れ機関 | English as a Second Language (ESL) Services |
参加費用例 | 1,134,136円(2019年度) |