お知らせ

2024年度「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト ー”こだわりが詰まった”法政大学で最愛の庭園を目指しますー」メンバー大募集

  • 2024年04月01日
  • イベント・行事
お知らせ

 法政大学屋上緑化維持管理プロジェクトの活動拠点「グリーン・テラス」は、市ケ谷キャンパスに唯一残る企画、設計、施工に至るまで全てのプロセスにおいて大学と学生が連携して2005年3月に誕生した屋上庭園です。現在では、学生・教職員の「憩いの場」から庭園内のひょうたん池には絶滅が危惧されているクロメダカが泳ぎ、樹木や草花が育ち、鳥や蝶、昆虫を始めとした「生物が生育・生息する空間」へと広がりを見せています。同プロジェクトは、市ケ谷キャンパス・ボアソナード・タワー四階に所在する「グリーン・テラス」を活動拠点に、皇居、北の丸公園、靖国神社を経て外濠公園につながる「外濠」地域のビオトープネットワークを意識し、地域の生物多様性の保全、気候変動の緩和・適応、ヒートアイランド対策等を視野にいれて、自然とのつながりを考えながら、これから十年先も”こだわりが詰まった”「法政大学で最愛の庭園」を目指してメンバーを大募集します。

 我々が暮らす「かけがえのない地球」においては、我々人類の他にも様々な生物が生息しており、相互に影響を与え合いながら暮らしています。とりわけ、地球温暖化は、森林を含む陸域、淡水及び海洋にすむ多くの生物の生息域や季節的活動、移動パターン、生息数及び生物種間の相互作用を変移させていると言われています。

 世界気象機関(WMO)は、2023年の世界の平均気温は産業革命前の基準とされる1850~1900年の平均から1.45度上昇した観測史上最も高い年であり、2024年はさらに高くなる可能性を指摘しています。国連のグテレス事務総長は、「人類の行動が地球を焼き焦がしている」と警告し、地球温暖化の解決に向けた迅速な対応策を呼びかけています。2022年12月、COP15は、新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を採択し、陸域と海域の30%以上を保全する「30 by 30目標」や侵略的外来種の侵入率や定着率の半減等をターゲットに掲げて、「生態系の健全性、廉潔性、レジリエンスの維持・強化・回復」等を目指しています。我々人類は、一つ一つの選択と行動と自然とのつながりを意識することで、気候変動の緩和・適応と生物多様性の保全の観点から、我々の暮らす「かけがえのない地球」の未来を変えることができるのでしょうか。

 法政大学環境センターが事務局をつとめる「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、千代田区・新宿区にまたがる「外濠」におけるビオトープネットワークを意識して、「愛校心」がもたらした小さな「出会い」と「行動変容」を積み重ねて「法政大学で最愛の庭園」を目指した取り組みが評価されて、2022年3月に千代田区主催「令和3年度 ちよだ生物多様性大賞」において入賞、2023年2月に新宿区主催「第16回新宿エコワン・グランプリコンテスト」グループ部門・奨励賞を受賞しました。

  それでは、皆様と”こだわりが詰まった”「法政大学で最愛の庭園」にてお会いできることを楽しみにしております。

募集要項

活動場所

法政大学市ケ谷キャンパス・ボアソナード・タワー四階「グリーン・テラス」

募集期間

2024年4月1日(月)~2025年3月31日(月)

活動期間(予定)

2024年5月~9月(春季)、2024年10月~12年(秋季)、その他不定期(※プロジェクトの活動時期・内容・方法等は変更する場合がございますのでご了承ください)

活動頻度 活動頻度:年間5回~10回程度(任意)
募集対象 本学学生、大学院生、教職員
応募方法 別紙の「登録書」に必要事項を記入し、環境センター(ickankyo@hosei.ac.jp)にE-MAILにて提出して下さい。 
庭園への誘い

 プロジェクト参加希望者を対象に、2024年4月8日(月)12:30~13:00(予定)、2024年4月16日(火)12:30~13:00(予定)に市ケ谷キャンパス・ボアソナードタワー・四階「グリーン・テラス」に所在する「法政大学で最愛の庭園」の見どころや2024年度のプロジェクト活動予定等をご案内します(各回先着10名)。参加を希望される方は、各回の開催日の前日の17時までに、環境センターに所属・氏名・連絡先(携帯電話・E-MAIL)を、法政大学環境センターのE-MAIL(ickankyo@hosei.ac.jp)にご連絡下さい。

その他

雨天の場合には、「庭園の誘い」は中止となりますのでご了承下さい。

問合せ先 法政大学環境センター