2023年度法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト・第六弾「秋祭り　An Autumn Festival」参加者大募集（2023年10月16日（月））

　2023年9月、気象庁は2023年6月から8月の平均気温が平年比で1.76度高く、観測が始まった1898年以降で最も暑い夏と発表しました。とりわけ、東京都心は、2023年8月に31日連続で真夏日となったため、屋外における活動を自粛された方も多いと思います。

　さて、法政大学屋上緑化維持管理プロジェクトの活動拠点の市ケ谷キャンパス「グリーン・テラス」においては、生物にとっても過酷な夏を終えた2023年10月16日（月）に“こだわりの詰まった”法政大学で最愛の庭園を目指して、第六弾「秋祭り An Autumn Festival」を開催します。

　第六弾においては、観測史上最も暑い夏を経験した「地球沸騰時代」で一層のありがたみが増す秋に、「秋祭り An Autumn Festival」をテーマに、「グリーン・テラス」を「秋祭り」の舞台に見立ててメンバーと植栽を選定しながら、「外濠」地域の生物多様性の保全や「自然」とのつながりを考えながら、「法政大学の最愛の庭園」を目指します。

　プロジェクト第五弾「光と影 Light and Shadow」においては、春を告げるランタンのような雰囲気の花姿が特徴で、日に当たると花びらが開き、夕方になると温かい空気を含んで閉じる「スノードロップ」の球根や白雪姫のような花が初冬まで楽しめる「アイスバーグ」等の苗を植えたり、来春に収穫できる野菜の種を菜園区画に撒いたり、花が開花して種が飛散する前に、「日本の侵略的外来種ワースト100」に指定されている「セイタカアワダチソウ」をメンバーと一緒に刈り取りをしました。

　法政大学環境センターが事務局をつとめる「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、千代田区・新宿区にまたがる「外濠」におけるビオトープネットワークを意識して、「愛校心」がもたらした小さな「出会い」と「行動変容」を積み重ねて「法政大学で最愛の庭園」を目指した取り組みが評価されて、2022年3月に千代田区主催「令和3年度 ちよだ生物多様性大賞」において入賞、2023年2月に新宿区主催「第16回新宿エコワン・グランプリコンテスト」グループ部門・奨励賞を受賞しました。

　それでは、皆様と”こだわりが詰まった”「法政大学で最愛の庭園」にてお会いできることを楽しみにしております。