2023年度法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト・第五弾「光と影 Light and Shadow」参加者大募集（2023年9月20日（水））

　法政大学では、いよいよ九月下旬より秋学期がスタートします。今年は、記録的な猛暑の夏でしたので、2023年7月28日（金）開催・プロジェクト第四弾「Summer is here!」において撒いたひまわりの種も約三日で発芽し、再び植えつけたサツマイモの蔓も順調に生長しています。

　日本においては、「秋分の日」を境に過ごしやすい陽気になりますが、日に日に昼の時間よりも夜の時間が長くなり、植物の生長に大切な日照の時間も短くなると言われています。

　さて、法政大学屋上緑化維持管理プロジェクトは、2023年9月20日（水）に活動拠点である市ケ谷キャンパス「グリーン・テラス」において、“こだわりの詰まった”法政大学で最愛の庭園を目指して、第五弾「光と影 Light and Shadow」を開催します。

　第四弾「Summer is here!」においては、緑化の効果を測定したり、秋にもう一度夏の気分を楽しめるように「ひまわり」の種、緑化によるグランドカバーの効果が期待される「ヤブラン」、高温と日照を好む「日々草」、前回に引き続き、小さな星のような花の形と花言葉より流れ星の願掛けが連想される「ペンタス」、東京では絶滅危惧Ⅱ類（VU）に位置付けられる「ササバリンドウ」の苗等をメンバーと共に植え、最後に打ち水をしました。

　第五弾は、「光と影 Light and Shadow」をテーマにメンバーと植栽を選定しながら、「外濠」地域のビオトープネットワークを意識し、庭園の中央に位置する「ひょうたん池」の維持管理をしたり、地域の生物多様性の保全や「自然」とのつながりを考えながら”こだわりの詰まった”法政大学の最愛の庭園を目指します。

　法政大学環境センターが事務局をつとめる「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、千代田区・新宿区にまたがる「外濠」におけるビオトープネットワークを意識して、「愛校心」がもたらした小さな「出会い」と「行動変容」を積み重ねて「法政大学で最愛の庭園」を目指した取り組みが評価されて、2022年3月に千代田区主催「令和3年度 ちよだ生物多様性大賞」において入賞、2023年2月に新宿区主催「第16回新宿エコワン・グランプリコンテスト」グループ部門・奨励賞を受賞しました。

　それでは、皆様と”こだわりが詰まった”「法政大学で最愛の庭園」にてお会いできることを楽しみにしております。