1.日時
2025年12月18日(木)17:00~18:40
2.場所
小金井キャンパス東館2階 E202教室および東館3階小体育室
3.講師
木下 訓光 氏(法政大学スポーツ健康学部教授/スポーツ健康学部長)
4.参加者数
9名

2025年12月18日(金)に、法政大学課外教養プログラム「有酸素・無酸素運動を学んでわかる動く疲労回復法!?」を実施しました。
本プログラムは「積極的休養である運動による疲労回復に興味を持ってもらうこと」と、「運動による疲労回復について学ぶ上で有酸素運動と無酸素運動の違いを知ってもらうこと」を目的として立案されました。
プログラムでは最初に運動や健康についてのクイズに直感で答えた後、講師から「この中で正解だったのは1問だけである」という説明があり、私たちの考える運動や健康といった分野には多くの誤解があることに気付かされました。
その後はホワイトボードを使ったワークをしながら「有酸素運動と無酸素運動をどのように区別するのか」という疑問がスライドを通して「そもそも2つの運動は区別できるのか」という疑問に変わっていきました。
その疑問を解消するために小体育室に移動し、ペアワークを行いました。お互いに会話することができる程度の速さで走り、走った後の脈拍を測る「トークテスト」というものを実施しました。
このワークを行うことによって、有酸素運動と無酸素運動の切り替わる点のようなものを知り、自身がどの程度までなら疲れにくく運動ができるのかが分かりました。
参加者からは、「受講する側も積極的に講義に参加できるような内容だったので良かった」、「今まで自分の体力の限界を感じている部分があったが、VTレベルで運動を続けることが体力の向上に上がると気づけた。体力といっても、筋力、持久力、柔軟性など様々な要素があると知った。今後のトレーニングに活かしたいと思った」といった感想が寄せられました。
このプログラムを通して、運動による疲労回復というものがどれほど難しいか、そして運動をどのように自身の生活に活かしていけるかを学べたかと思います。
【報告・KYOPROスタッフ】情報科学部コンピュータ科学科 1年 伊東 航
運動や健康に関する〇☓クイズに回答する様子
有酸素運動または無酸素運動に当てはまりそうなスポーツ種目を参加者でカテゴリ分けしたワーク後、講師から解説
小体育室に移動し、自身のVT(Ventilation Threshold、換気性作業閾値)を知るための「トークテスト」を行う様子
集合写真
042-387-6011
小金井学生生活課