1.日時
2025年12月16日(火)17:15~18:55
2.場所
小金井キャンパス東館1階 E110教室
3.講師
堀本 裕樹 氏(俳人/二松学舎大学 非常勤講師)
4.参加者数
8名

2025年12月16日(火)に、法政大学課外教養プログラム「俳句を通して日本御古典文化を学ぼう!」を実施いたしました。
本プログラムでは日常では日本の古典文化に深く触れてみることを目的として企画をしました。
小金井キャンパスは理系学部のため、俳句に興味のある人は少ないと思いましたが、今回の企画にて俳句の面白さを知ることで、「このような表現があるんだ」や、「こういった捉え方もできるな」と新しい気づきが生まれるのではないかと考えました。
プログラムでは、句会形式を採用しました。はじめに俳句の選定方法について学び、その後、実際に俳句を選定しました。参加者は、自分が最も気に入った句を特選として1句、次に気に入った句を佳作として2句選びました。最後に、一人ひとりが句会の形式に沿って発表を行い、講師の方が参加者の選んだ俳句の多い順番に俳句の解説をしてくださいました。
今回のプログラムは、体験と講義の両方を行う形式でした。体験では、講師の方から教えていただいた方法に沿って、参加者が俳句の選定を行いました。
その後の講義では、参加者自身が選定した俳句について、どのような意図で詠まれたのか、またどのような見方ができるのかを、自分の選定理由と照らし合わせながら拝聴しました。
終始和やかな雰囲気のままプログラムを終えることができたと思います。
参加学生からは、「俳句の見方がかなり変わった」、「講師の方が解釈に対してポジティブな返答をしてくださったので、俳句への敷居が下がった」、「自分の感想を正直に言える場の雰囲気が心地よかった」など多くの感想をいただきました。
今回のプログラムを通して、俳句のみならず日本の古典文化に少しでも興味を持つきっかけになれば幸いです。
【報告・KYOPROスタッフ】情報科学部ディジタルメディア学科2年 米持 裕汰・佐竹 優斗
句会の説明の様子
どの俳句に特選・佳作をつけたのかを1人1人発表する披講の様子
講師から俳句の内容を解説後、なぜその句を特選または佳作にしたのかを説明する様子
集合写真