1.日時
2025年12月4日(木)15:00~15:40
2.場所
Zoom
3.参加者数
5名
4.【Lステスタッフによる実施報告】
2025年12月4日にLステゼミ「文学探求:『日本耽美文学』編」が開催されました。
講師には、本学経済学部准教授のリッチングス ヴィッキー アン先生をお迎えし、5名の参加者と共にオンラインで実施しました。
今回のLステゼミでは、「美を追求する文学」である耽美文学をテーマに、永井荷風・谷崎潤一郎・三島由紀夫という代表的な文豪3名を取り上げ、それぞれの人生史と文学観のつながりについてわかりやすく学ぶことができました。
講義では、三者が共通して「美」を追求しているものの、その捉え方や感性が大きく異なる点についても触れられ、耽美文学の多層的な魅力を実感することができました。
参加者からは「耽美派に関する理解が深まり、これから耽美派の文章を読む時にはこれまでとは違う視点、理解ができそう」、「これまで知らなかった文学の世界に触れることができた」などの声が多く寄せられました。
美をめぐる個性豊かな感性と、作家たちの人生が交差する耽美文学の世界を、初学者にも親しみやすく紹介された魅力的な講義でした。
学習ステーション(BT3F ピア・ラーニングスペース)
l-station-f@ml.hosei.ac.jp