1.日時
2025年9月26日(金)13:40~15:20
2.場所
法政大学多摩キャンパス 総合棟4階第三会議室A・B
3.参加者数
9名
2025年9月26日(金)、法政大学多摩キャンパス総合棟4階第三講義室A・Bにて、
課外教養プログラム「暮らしの防犯企画〜防犯のコツや安心して暮らすための力を身につけよう〜」を実施いたしました。
本プログラムでは、南大沢警察署防犯係の方々をお招きし、大学生の日常生活に潜む危険について講義をしていただきました。
講義を通じて、大学生が加害者にも被害者にもなり得る危険性を改めて認識する機会となりました。
内容は、大学生が被害に遭いやすいSNSトラブルや薬物、ストーカー被害などを中心に、クイズ形式で分かりやすく学ぶ構成となっており、
特に、自転車盗難の被害が南大沢警察署管内でも多発しているとのお話が印象的でした。
自転車盗難は軽く捉えられがちですが、盗まれた自転車が別の犯罪に使用されることもあり、その際に犯人として疑われる可能性もあることが衝撃的でした。
また、近年深刻化しているSNSトラブルについては、警察の方から「SNSでのトラブルは外国での犯行と同じであり、解決が難しい」というお話を伺いました。
SNSプラットフォームの多くが海外企業によって運営されていることが、その一因であるとのご説明もありました。
さらに、SNSトラブルに関連してストーカー被害の実態についてもお話しいただきました。中でも、警察が伝えた避難場所に加害者が現れるケースが少なくないという点は、非常に印象に残りました。
ストーカー被害は交際関係にあった男女間だけでなくサークルなどの友達関係からも発生することが多く、大学生にとっても身近な問題であると感じました。
ストーカー行為をしてしまう人の中には、自分の行為がストーカーであると認識していない人も少なくないそうです。
総じて本プログラムを通じ、大学生が被害に遭いやすい犯罪やトラブルの具体例を学ぶとともに、日常生活における防犯意識を高める貴重な機会となりました。
警察官の方々による専門的かつ実践的なお話を通じて、普段の授業では得られない知見を得ることができ、
今回の学びを契機に、警察の方々の活動に頼るだけでなく自らの身を守る意識を一層高めていくことの重要性を実感いたしました。
【報告】経済学部国際経済 3年 山下凌平
学生センター多摩学生生活課
EGG DOME 2階
TEL:042-783-2152