1.日時
2025年7月3日(木)13:20~15:00
2.場所
西館2階W212教室およびオンライン(Zoom)のハイブリッド形式で開催
3.講師
前田 量子 氏(管理栄養士、料理家)
4.参加者数
7名
今回の企画では、「料理をロジカルに考える」というテーマのもと、日常的な調理行為を理系的な視点から捉え直す内容を展開しました。
特に、人が最も「おいしい」と感じやすい塩分濃度が約1%であるという話題は、個人的に非常に興味深かったです。この知識があれば、厳密な分量を把握していなくても、塩分濃度を意識して調整することで美味しく作ることが出来るため、自宅での調理をより手軽なものと捉えるきっかけとなりました。
また、参加者一人ひとりに合った適正な主食のエネルギー量を実際に計算するワークや、電子レンジを活用した野菜や肉類の加熱調理に関する説明も行っていただいたため、日常生活に応用できる実用的な知識を提供することができました。
参加者からは、「適正なエネルギー量を計算した事がよかった」「必要な野菜摂取量を具体的な数値で知ることができて驚いた」といった感想が寄せられ、数字を用いて食に向き合うことの重要性を実感していただけた様子でした。
本企画を通じて、料理を単なる感覚的な行為ではなく、科学的根拠に基づいた「考える行為」として捉える視点を共有できたことは、大きな成果であったと考えます。
理工学部経営システム工学科2年 柏原 育恵
講義の様子
企画当日の学食をモデルに栄養素をチェック
参加者の健康状態に合わせた食材の提案
集合写真
042-387-6011
小金井学生生活課