1.日時
8月5日(月)11:00~12:40
2.場所
市ヶ谷キャンパス外濠校舎5階 523-526会議室
3.参加者数
9名(うち留学生3名)
8月5日、法政大学課外教養プログラム「今こそ見直そう!日ごろのマナー ~日本と西洋のマナーの比較から理解を深めよう~」を実施いたしました。
本企画は、マナーが持つ意味や役割について、西洋のマナーと比較しながら学ぶことで、日ごろのマナーを見直すことを目的としています。
そして、企画を通して、より他者に対して配慮ができるようになり、マナーや作法を習得しやすくなることを期待して、今回の企画を実施しました。
講師は、株式会社トリプル・ウィンに所属し、グローバルマナーインストラクターとして多くの講座に携わる内山幸代氏をお招きいたしました。プログラムは、マナーの成り立ちや意味に関する講義を受けたのち、講義内容を活かした作法の実践やクイズ、質疑応答を行う内容でした。
まず講義では、マナーの歴史・成り立ちや、序列や席次をはじめとしたプロトコールなど、マナーの本質について学びました。そこでは、作法や所作といった形だけに囚われずに、思いやりの気持ちを持つことの重要性についても教えていただきました。さらに、講義の途中では、講師の方が参加者に質問を投げかけたり、グループで質問の答えを考えたり、ワークを通じてマナーに対する理解を深めることができました。
また、作法の実践では、お辞儀の角度や握手の仕方についてレクチャーを受けたのち、ペアでの実践を行いました。握手の際には、手を差し出すタイミングだけでなく、目線や表情など意識することが多く、苦戦しながらも習得しようとする参加者の姿が印象的でした。
そして、質疑応答では、講師の方が幅広い経験をされてきたことから、経験を活かした解説や意見を聞くことができ、非常に有意義な時間になったと思います。
企画実施後のアンケートでは、マナーに関する歴史を学べた点や、実践を交えながら挨拶や握手について学ぶことができた点が好評でした。
大学生になると、アルバイトや就職活動などマナーを意識する機会が増えるなかで、日ごろのマナーについて見直すことは、なかなかないように感じます。しかし、本企画を通して理解を深めながらマナーについて考え直し、新たな視点を見つける貴重な機会になったと私個人としても感じました。
本企画への参加をきっかけに、マナーの習得や周囲の人たちへの配慮ある行動につながることを期待し、今後の生活に活かしてもらえれば幸いです。
【報告・KYOPROスタッフ】若松美月 人間環境学部人間環境学科3年
学生センター市ヶ谷学生生活課
03-3264-9481