1.日時
2024年5月28日(火)13:20~15:00
2.場所
東館1階E103教室
3.講師
作村 建紀 氏(理工学部経営システム工学科 専任講師)
4.参加者数
9名
2024年5月28日(火)に、法政大学課外教養プログラム「知識の不確かさを原点回帰!日常から考える統計学」を実施しました。
本プログラムは日常的な事柄と統計学の繋がりを通して、統計学初学者や苦手意識のある学生に対して統計学への意識を良い方向に変わることを目的として企画しました。
講義前半は、統計学についての説明と統計学を体感するグループワークを交えながら段階的に深い内容となっていたため、大学の講義では味わうことができない統計学の基礎を学ぶことができました。講義後半では発展した内容が紹介されていたため、前半で誘発された好奇心がさらに掻き立たされました。
特に印象的であったのは、コインを投げて表か裏が出る確率や表表・表裏・裏表・裏裏の4パターンが出る確率を実験してみたところ、講師が予想していた確率とほぼ同じであったことです。確率は理論上だけではなく実践上でも同様であることから、潤沢にあるミクロデータから新たな理論を確立できるのではないかと考察することができました。
参加学生からは、「これからの学びが楽しみである」「統計学への興味が深まった」「これまで頑張ってきた統計学の勉強が報われるほど良い講義であった」「最尤推定と相対度数が同じということを知れた」など、多くの感想をいただきました。
今回のプログラムを通して、統計学とは何事の事象もデータとして扱いそれを元に推定することであると改めて実感することができました。理系学生として統計学的処理は避けては通れない道です。本プログラムで得られた統計学的思考法を今後の研究活動に活かしていくことができれば幸いです。
【報告・KYOPROスタッフ】市川 結梨 生命科学部生命機能学科 2年
統計学の概要について講師より説明
実際にコインを投げて表裏の出た回数を確認するグループワーク
参加学生同士でコインの表裏の回数を確認
集合写真
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