1.日時
2024年3月18日(月)10:00~13:00
2.場所
東京おもちゃ美術館(東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内)
3.協力
東京おもちゃ美術館
4.参加者数
12名
2024年3月18日に、「体験して学ぶおもちゃの文化」を開催いたしました。
本プログラムは、学生にアナログなおもちゃでの遊びの幼児教育的価値だけではなく文化的・社会的価値を再確認するきっかけを提供するために企画しました。
実際に東京おもちゃ美術館を訪れ、レクチャーの受講と質疑応答、グループワーク、作品の体験と鑑賞を行いました。
レクチャー内では、実際に展覧されているおもちゃを用いてルーツや作成における背景などを説明していただきました。おもちゃに求められる役割の違いによってそれが持つ意味や地理的な要因によって材料が異なるといった点、それに加えて、その後のおもちゃの発展により病児や高齢の方の発達やケアでの利用などの事例を参加者が知ることができました。
また、レクチャー後には参加者同士での使い方の知らないおもちゃ作品を体験し合いました。多種多様なおもちゃを参加者が実際に触ることによって、講演の内容をより深く理解できました。その際には初めて知る使い方のわからないおもちゃを、見た目や材料などからどのようなものなのか参加者同士で考え、意見を出し合う場面が多く見受けられました。その後グループワークを実施し、「自分なりの新しいおもちゃ作品お考えてみる」というお題での議論でも多様な意見が積極的に共有されました。
美術館内の鑑賞は数人ずつの班に分かれて行われました。館内を大きく使ったものや、自然とコミュニケーションの生まれるものから1人で黙々と集中して遊べるものまで数多くの作品が展示されており、貴重な体験ができました。
このプログラムを通して、おもちゃの様々な価値を確認し、今後の興味関心と理解に役立てていただければ幸いです。
【報告・KYOPROスタッフ】社会学部社会学科3年 大堀美紀
貸し部屋をお借りしてプログラム開始です。
レクチャー中の様子
実際に初めてのおもちゃを触りながらどんなおもちゃか考えます。
考えたおもちゃについてのグループワーク発表
美術館鑑賞中の様子
集合写真
学生センター 多摩学生生活課
EGG DOME 2階
TEL:042-783-2152