1.日時
2024年3月4日(月)14:15~16:45
2.場所
市ヶ谷キャンパス 富士見坂校舎6階 和室
3.講師(案内)
民族衣裳文化普及協会 岡村安希様 酒井久江様
4.参加者数
15人
3月4日、法政大学課外教養プログラム「見たい、知りたい、着てみたい!着物の世界」を実施いたしました。
本企画は、学生たちが着物という日本文化について学び、着物の着方や着物に関する教養を身に着けることを目的としています。民族衣裳文化普及協会の酒井久江氏と小野寺邦子氏を講師にお招きしました。
当日は、着物の種類に関する講義、事前に募集した質問への回答、振袖と黒紋付羽織袴の着付けの実演、自分で着物を着る体験という流れで行いました。
着物の種類に関する講義では、着物の種類とそれぞれがどういった場面で着用されるのかを学びました。その後の質問への回答では、酒井講師が最近素敵だと思った着物やお手入れの仕方に関して教えていただきました。着付けの実演では普段なかなか見ることのできない着付けを、参加者の皆さんは興味深そうに見学していました。
最後の自分で着物を着る体験では、男性は浴衣、女性は着物でそれぞれ行いました。男性は何度も浴衣の帯の結び方などを練習し、参加者の方からは「繰り返し練習できて良かった。」との感想をもらいました。女性の着付けでは、初めての体験ということもあり苦戦しながらも、酒井講師と小野寺講師の丁寧な指導のおかげで、最終的には全員が無事に着物を着ることができました。着物、浴衣姿で記念撮影を行うなど、嬉しそうにしている参加者をみて私たちも大変嬉しく思いました。
企画後アンケートでは、「着物の着付けができてよかったです!」、「今までは着物はよく分からず敬遠しがちだったが、今までより身近に感じることができるようになったと思う」との声をいただきました。着物文化に触れ、実際に着物を着ることで、身近に感じることができた点が好評でした。
本企画メンバーは、学生にこの企画での経験をもとに、より一層着物という日本文化に関心を持っていただけることを願っております。
【報告・KYOPROスタッフ】菅原花歩 法学部政治学科1年
学生センター市ヶ谷学生生活課
03-3264-9478