1.日時
2024年3月1日(金)13:00~15:00
2.場所
アーティゾン美術館
3.講師・企画協力
アーティゾン美術館教育普及部
4.参加者数
18名
3月1日(金)に法政大学課外教養プログラム「美術探求ツアー in アーティゾン美術館」を実施いたしました。
今回のプログラムは、幅広いジャンルの絵画に触れてもらい、参加者同士・学芸員との対話を通して多くの人と鑑賞することの楽しさを知ってもらうことを目的として実施しました。
プログラムはアーティゾン美術館教育普及部学芸員の江藤様、新畑様、細矢様を講師に迎え、企画のご協力をいただき、アーティゾン美術館で開催されました。複数のグループに分かれて「石橋財団コレクション選」の作品の鑑賞が行われました。グループごとに指定された作品とじっくり向き合い、気付き、印象、思い浮かんだ感想などをメモしていくという鑑賞で、どの学生もメモをする手は止まることなく絵画から感じるものが多かったようです。
鑑賞後は、レクチャールームでメモをもとにそれぞれが絵画に抱いた印象や感想を共有し合いました。抽象絵画を鑑賞したグループは人によって作品の見え方が大きく異なったようで、興味深く相手の感想に耳を傾けていました。時には共感できる感想があり盛り上がる場面もありました。
グループワーク後は全体へ共有する時間が設けられ、その後学芸員さんからそれぞれの作品の制作背景などを解説していただきました。
解説は作品の情報を知ることで、より一層作品の理解度が深まることを実感させる興味深いものでした。企画が終了しても学芸員さんにお話を聞きにいく学生の熱心な姿も見受けられました。
一つの作品にじっくりと向き合い仲間と意見を交わすこと、学生が普段お話しする機会が少ない学芸員さんのお話を伺える貴重な機会を提供できたことで参加者の方からはご好評をいただいております。
本企画への参加をきっかけに、画家の制作背景などにも関心を向け、一歩踏み込んで美術への理解を深めていただき楽しんでいただければ、嬉しく思います。
【報告・KYOPROスタッフ 八鍬杏実 法学部政治学科4年】
学生センター市ヶ谷学生生活課
03-3264-9481