1.日時
2023年12月15日(金)16:50~18:50
2.場所
外濠校舎5階短期会議室523~526
3.講師
廣瀬克哉 氏(法政大学総長)
4.参加者数
20名
12月15日、「~ITで地域課題を解決!?~加賀市のスマートシティから未来のまちづくりを学ぼう」を実施いたしました。
本企画は、デジタルと行政の関係や実際の政策について学び、行政や政策について自ら考える機会を提供することを目的としています。講師には法政大学総長である廣瀬克哉氏と加賀市政策企画部の岡田隆之氏をお招きいたしました。廣瀬総長は行政学、公共政策学、地方自治がご専門であり、複数の自治体の条例制定過程の支援にも携わっていらっしゃいます。
本企画は対面で実施いたしました。プログラムは廣瀬総長と岡田氏からの講義に加えて、参加者間のグループワークを行うという内容でした。
まず、廣瀬総長に加賀市の現状と移動手段に関する課題についてお話いただきました。MaaSを活用したスマートシティ化への取り組みなどについて、参加学生は熱心にメモを取りながら講義を聞いていました。
その後、『①免許を持っていない高校生や高齢者の移動 ②加賀温泉は有名な観光地で知られているが温泉自体は市内に分散しているという状況に対し、スマートシティというビジョンやSDGs未来都市という観点から解決策を考える。』というテーマでグループワークを行いました。話し合い終了後には、各グループが考えた解決策について発表を行い、廣瀬総長と岡田氏からフィードバックをしていただきました。
どのグループも、加賀市の地図を調べながら話し合うなど積極的に取り組んでいる姿が印象的でした。さらにその後は、岡田氏からデジタル技術を活用した加賀市の取り組みを中心にお話いただきました。現場の視点からみたお話を聞く機会は、参加学生にとって貴重な経験になったと感じています。
今回の企画が、参加学生にとって自分自身の住む街の状況に目を向けるきっかけとなれば幸いです。
【報告・KYOPROスタッフ】岩崎正太郎 経営学部経営学科3年
前半の総長による講義の様子
グループワーク
後半の加賀市役所政策企画部岡田氏の講義の様子
集合写真
学生センター市ヶ谷学生生活課
03-3264-9475