1.日時
2023年4月23日(日)9:30~15:00
2.場所
高尾山
3.講師
八王子観光コンベンション協会
4.参加者数
17名
4月23日、法政大学課外教養プログラム「春の高尾さんぽ」を実施いたしました。
本企画は、実際に講師と高尾山を散策しながら、1300年に及ぶ高尾山の歴史と文化を学ぶ機会を提供する事を目的としています。そして、「学生がコミュニケーションを取りながら、高尾山を登りきる」という経験を通して、参加者間での交流を深めるという効果を期待して、今回の企画を実施しました。
講師は八王子観光コンベンション協会から2名のガイドさんをお招きしました。プログラムは、10人ずつ2班に分かれ、それぞれの班にガイドが1人ずつ付いた形での進行で、1号路の登山から始まり、山頂でお昼休憩をしたのち、6号路で下山するという内容でした。
ハイキングの途中では、ガイドの方に高尾山内八十八大師巡拝、滝、お地蔵様にまつわる昔話を解説して頂いたり、高尾山に自生している植物の種類や特徴等について教えて頂きました。また、1号路の途中では高尾山薬王院にも立ち寄り、日本古来の考え方である神仏習合がそのまま守られ、残されてきたことや天狗信仰について解説して頂きました。高尾山に登った事がある学生も多かったですが、こういった高尾山に関する解説は聞いた事が無かったので、興味津々な様子でガイドの方のお話に聞き入る様子が印象的でした。また、ガイドの方の案内はただ単に解説をするのではなく、高尾山に関するクイズを交えたり、学生の意見を聞きながら解説をされていたので、学生側もリアクションや質問をするなど、積極的な姿勢が見られました。
山頂のお昼休憩では、登山で交流を深めた学生同士で一緒に食事をしている様子が見られ、本企画の目的が達成されていたのではないかと思います。帰路の6号路は、1号路とは異なり舗装されていないため、高尾山の豊かな自然を身近に感じることができました。
企画後アンケートでは、ガイドの方から高尾山に関する多くの知識を得られた点や他学生と交流を深められた点が好評でした。
新学期が始まる4月に合わせ、学生同士の交流を深める機会を提供することにより、参加した学生がこの交流を基に充実した学生生活を送ることを期待しています。
また、本企画への参加をきっかけに、個人でも高尾山を訪れてもらえれば喜ばしいです。
【報告・KYOPROスタッフ】津嶋千早 法学部政治学科3年
学生センター市ヶ谷学生生活課
03-3264-9475