お知らせ

【開催報告】課外教養プログラム「星空観察ー多摩キャンパスの冬の星空ー」(2/24)

  • 2023年03月08日
お知らせ

星座企画ポスター(完成).png

 

1.日時
2023年2月24日(金)18:30~20:00

2.場所

多摩キャンパス 総合棟4階 多目的教室(雨天時対応)

3.講師

天体観望会支援団体 宇宙魅せ隊

4.参加者数
25名

KYOPRO学生スタッフによる実施報告

2月24日(金)、多摩キャンパスにて「星空観察ー多摩キャンパスの冬の星空ー」が開催されました。講師には学校での天文観望支援を中心として活動されている宇宙魅せ隊の皆様をお呼びしました。過去には高校や小学校で天体観望を行われています。

当プログラムでは、宇宙や星に関する講義を交えながら、当日の星の解説をしていただき、参加者全員で星を観察する予定でした。しかし企画当日は、残念ながら雨天となり、室内での講演と摸擬観望を行いました。

まず高畠先生の講義では、コントローラーを操作することで、宇宙を立体的に動かして見ることができる「Mitaka」を体験しました。現在調査されている範囲での宇宙の全容、更には実際には見ることのできない宇宙の外側までも見ることができました。宇宙の外側から太陽系の地球に戻ってくる様子は、現実には絶対に見ることができない景色で、とても感動しました。

摸擬観望では月やアンドロメダ銀河、ハート星雲などの写真を実際に観測する際に使われる望遠鏡で見て、楽しみました。本物の望遠鏡で観望でき、「模擬」ではないと思うほどリアルな体験で、とても面白かったです。今後、星を観望する機会があれば、今回の経験を活かしたいです。

そして水野先生の講義では、まず天文学の歴史をたどり、宇宙の取り巻く環境がどう解明されたのかを学びました。次に私たちがどのようにして生まれたのか、生命が誕生するために必要な条件について、物質やエネルギー(光)の観点から詳細に教えていただきました。
基本的に、全学部の学生が分かるような講義内容でしたが、専門的な内容も多く詰め込まれており、理系の学生にとっては特に勉強になる内容でした。模擬観望後の講義であったことから、先ほどまで見ていた星や銀河系を思い浮かべながら講義を拝聴でき、短い講義時間ながら充実した講義内容でした。

プログラムを通して、残念ながら雨天でのプログラム実施となってはしまいましたが、望遠鏡の使い方や宇宙への知識が深まる良い機会となりました。アンケートからも、「望遠鏡を実際に使えて楽しかった」「宇宙への興味が湧いた」とのご感想をいただいています。
参加学生のみなさんには、当プログラムをきっかけに星や天文、自然科学に興味を持っていただき、実際に天体観測へ足を運んでみていただけたら嬉しいです。

 

【報告・KYOPROスタッフ】澤藤来美 経済学部現代ビジネス学科4年
             佐藤真理子 生命科学部応用植物科学科3年
             ハムジュンソ 社会学部社会学科2年
             菊池翔大 理工学部電気電子工学科2年

  • 高畠先生による「Mitaka」を使用したご講演

  • 「Mitaka」での銀河を横から見た様子

  • 模擬観望の様子①

  • 模擬観望の様子②

  • 水野先生によるご講演

  • 質疑応答

お問い合わせ

学生センター 多摩学生生活課

EGG DOME 2階
TEL:042-783-2152