1.日時
2022年11月15日(火)17:20~19:00
2.場所
多摩キャンパス 総合棟4階 多目的教室
3.講師
二橋瑛夫 氏(国際博物館会(ICOM)貨幣博物館専門委員会(ICOMON)所属)
4.参加者数
9名
2022年11月15日(火)に課外教養プログラム「国ごとに違う!?デザインから学ぶユーロの秘密」を対面にて実施しました。
このプラグラムは、世界コイン研究会会員(前副会長)の二橋瑛夫氏を講師として迎え、ユーロのデザインや貨幣に関する様々な知識をご教授いただくことで、私たちにとって身近な存在である貨幣を見つめ直すことを目的とした企画でした。
プログラム当日では、まず「ユーロの発展史」について、二橋氏による講義を行いました。各国におけるユーロ・コインの流通や製造時間、さらに「EUに加盟しているのにユーロを使わなかった理由」などのようなより深い内容となり、参加者の知的好奇心を刺激し、興味津々な様子でまだ知られていないユーロ世界の秘密を十分に楽しんでいたようです。そして、二橋氏による講義が終わった後、貨幣(主にコイン)を自由に鑑賞する時間をいただきました。
参加者はヨーロッパの様々な国のユーロ・コインをじっくり鑑賞したり、丁寧に触ったり、気になったデザインを撮ったり、考えたことを隣にいる人と分かち合ったりして、和気あいあいとした時間を過ごしました。また、鑑賞時間では二橋氏も参加者同士のコミュニケーションに入り、談笑をしている姿が多く見られました。
私たちにとって、貨幣は単なる支払い手段の一つとして見られるかもしれませんが、その中には世界中の職人たちの技術、国を代表する者として創意工夫を凝らしたデザイン、様々な国の歴史や文化などが凝縮された集大成であることを忘れてはいけません。このプログラムで学んだ内容を通して、少しでも貨幣についてもっと深く考えるきっかけに繋がれば幸いです。
【報告・KYOPROスタッフ】李子帥 現代福祉学部福祉コミュニティ学科 2年
学生センター 多摩学生生活課
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