お知らせ

【開催報告】課外教養プログラム「東京ジャーミイに行く!~日本におけるイスラム・モスク~」(11/12)

  • 2022年11月22日
お知らせ

1.日時
2022年11月12日(土)10:40~12:20【事前講義】

           14:30~16:00【モスク見学】

2.場所

事前講義:外濠校舎5階523~526短期会議室

モスク見学:東京ジャーミイ(東京都渋谷区大山町1-19)※最寄り駅は代々木上原駅

3.講師

松本隆志 氏(法政大学兼任講師)

4.参加者数
22名

KYOPRO学生スタッフによる実施報告

11月12日、法政大学課外教養プログラム「東京ジャーミイに行く~日本におけるイスラム・モスク~」を実施いたしました。

本プログラムは、参加学生にイスラム世界の文化や歴史を学んだ後、異文化に触れる機会を提供することで異文化への理解を深めるきっかけとする事を目的とした企画です。午前中にイスラム世界やモスクについての事前講義を受け、そこで理解を深めた後、午後に日本最大級のモスクである東京ジャーミイ・ディヤナート トルコ文化センターを見学するという構成で実施致しました。

午前中の事前講義には、講師として、松本隆志先生をお招きしました。松本先生は初期イスラム史を専門とし、法政大学や中央大学等でイスラム通史やイスラム世界の諸事情などの授業を担当されています。本企画の講義では、イスラム教の成立や礼拝方法、日本におけるモスクの機能などについて取り上げられ、参加者はモスク見学の前にイスラム世界への理解を深めました。また、講義終了後に行われたグループワークでは、ほとんどの参加者が初対面ながら、どのグループも大いに議論が盛り上がっていました。そして、グループワーク終了後の質疑応答の時間では、積極的に質問する参加学生が多くいたことが印象的でした。

事前講義終了後、お昼休憩を挟んでから、午後には東京ジャーミイ・ディヤナート トルコ文化センターでスタッフの方からモスクの成立過程の説明などを受けながら見学を行いました。モスク内の見学では、多くのイスラム教徒の方々が礼拝する様子や当日偶然行われたモスク内での結婚式を主催者の方の許可を頂き、その様子も見学させて頂きました。日本の結婚式とは異なった様式で行われ、その見学が出来たことは参加学生にとって、とても貴重な経験であったと感じています。

本企画が参加学生の皆様にとって、実際にモスクを訪れたことで普段触れる機会の少ない異文化を身近に感じ、イスラム世界への理解だけでなく様々な文化へ興味を持つきっかけとなれば幸いです。

 

                                                                                           【報告・KYOPROスタッフ】岩崎正太郎 経営学部経営学科 2年

  • グループディスカッションの様子。

  • 講義後も熱心に質問をしている様子が印象的でした。

  • 東京ジャーミイの外観。住宅街に突然現れるモスクは迫力がありました。

  • モスク内での見学の様子。

  • トルコ国旗と日本国旗の間で記念写真。

  • 集合写真。

お問い合わせ

学生センター市ヶ谷学生生活課

03-3264-9475