お知らせ

【開催報告】課外教養プログラム[世界遺産の価値を未来へ!~知られざる世界遺産のお話~(6/6)

  • 2022年06月22日
お知らせ

1.日時
2022年6月6日(月)17:00~19:10

2.場所
外濠校舎5階523~526短期会議室

3.講師

鈴木かの子 氏(世界遺産アカデミー認定講師)

4.参加者数
14名

KYOPRO学生スタッフによる実施報告

6月6日、法政大学課外教養プログラム「世界遺産の価値を未来へ!~知られざる世界遺産のお話~」を実施しました。

本企画は、学生が世界遺産の価値やその文化的な背景、世界遺産を取り巻く社会問題などについて学ぶ事を目的としています。講師には世界遺産アカデミー認定講師であり、関東の私立大学等で非常勤講師をされている鈴木かの子氏をお招きしました。鈴木氏は世界遺産検定マイスター資格をお持ちで、4年間の世界遺産を巡る旅をご夫婦でされていた経験があります。

本企画は対面形式で実施し、鈴木氏の講義を聴いた後、参加学生同士のグループディスカッションや参加学生と鈴木氏の間で質疑応答を行うという内容でした。

講義では世界遺産の基礎知識についてクイズを交えながらお話をしていただき、危機遺産についても詳しく取り上げていただきました。講義では実際に鈴木氏が訪れた事のある世界遺産の写真や動画を紹介しながら、説明を行って頂きました。内容はどれも興味深く、参加学生はクイズを楽しみながら世界遺産への理解を深めることができました。

また、グループディスカッションでは講義内容を踏まえ、「リヴァプールの都市開発についてどう考えるか?(賛成or反対)」をテーマに話し合い、全体で内容を共有した後、鈴木氏からもフィードバックをいただきました。

各グループともに講義で学んだことを活かしつつ、最新のニュースも参考にしながら、一つの視点だけではなく多角的に問題を捉えて意見を出し合うことができ、とても実りのある時間であったと思います。

質疑応答の時間では、参加学生から世界遺産検定の勉強方法や鈴木氏の旅行の話までと幅広い質問があり、双方向のやり取りが積極的に行われていたので良かったと思います。

本企画をきっかけに、人類共通の財産とされる世界遺産の価値を理解し、危機遺産など世界遺産が抱える問題への関心を高めてもらうことで、その価値を未来へ伝えていく手助けとなれたのなら喜ばしいです。

 

【報告・KYOPROスタッフ】津嶋千早 法学部政治学科2年

  • 鈴木氏による講義の様子

  • 後半のグループディスカッションの様子。世界遺産登録取り消しになったリバプールの事例を基に当事者ならどうするか?という事について議論をしました。

  • 後半のグループディスカッションの様子②

  • 集合写真

お問い合わせ

学生センター市ヶ谷学生生活課

03-3264-9475