お知らせ

【開催報告】課外教養プログラム「危険ドラッグの恐ろしさ ~薬物乱用防止セミナー~」(12/14)

  • 2022年02月01日
お知らせ

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1.日時
 2021年12月14日(月)15:30~16:40
 ※オンデマンド配信:12月16日~1月31日

2.場所
 Zoom(オンライン上)

3.講師
 鬼頭英明 氏(スポーツ健康学部長)

4.参加者数
 209名

実施報告

2021年12月14日に課外教養プログラム「危険ドラッグの恐ろしさ ~薬物乱用防止セミナー~」を実施しました。

本プログラムは、2012年度より実施しているプログラムで、本年度は初のオンライン開催としました。保健教育学を専門とする本学スポーツ健康学部の鬼頭先生をお招きし、大学生の薬物への意識や実態、健康への影響、薬物依存のきっかけなど様々な角度から薬物の危険性をお話しいただきました。プログラム終了後は大学ホームページ上で期間限定のオンデマンド配信を行い、各学生団体の代表者は所属員への共有用として活用しました。

以下、参加者アンケートです。

  • 大麻使用者が書いた手紙が衝撃的だった。一回だけの使用のつもりだったのに気が付いたら薬物依存に陥り、大切な思い出を忘れてしまうのは恐ろしい。 実際に薬物を勧められたことはないけれど、先輩にお酒を勧められると断れないのと同じような状況になってしまうのかなと思った。
  • 薬物と言うとドラマや映画の世界のもので、自分にはあまり関係がないと思ってしまっていたのですが、今回のセミナーを受けて大学生の間でも流行っていた時期があったことを知り、自分ごととして捉えなければならないと痛感しました。そしてサークル内でも周知を徹底しようと思いました。
  • 薬物の話は中学の時からずっと話を聞いていますがそれでも手を染めてしまう人が結構いることに驚きました。サルに薬物を注入していく実験みていてとても恐ろしかったです。日本は海外と比べると薬物乱用者は少ないですが、それでも近年あまり減っていないのでそれを減らすためにどのようにすればよいかみんなで考えるべきだと思いました。
  • 大麻を手にしてしまう人が増加傾向にあることや、薬物使用の若年化が実態としてあるということがわかり、改めて薬物の危険性は身近なところにあると感じました。私自身、薬物使用の話をもちかけられたり、他人の話を聞いたりしたことはありませんが、もしも親しい人が薬物に関わっていたとしたら、どのように対応すべきか考えさせられました。
  • 正規の市販医薬品を使用外の目的で乱用について、「医薬品自体は合法」という事から、薬物の知識がない人が「これなら大丈夫」と利用し結果的にオーバードーズ(OD)により市販医薬品依存することは珍しくありません。 ではこのきっかけはなにかというとSNSなどでレスタミンのODが「レタス」、パブロンゴールドAを粉末状にし、サイダーに溶かしたものが「金パブサイダー」とポップな名前で通り、あまつさえその様子を面白おかしく動画や漫画にまとめたものが存在します。 さらには市販薬物乱用者がSNSで「キメる」と写真を投稿したり、コミュニティも形成しています(ODで検索すると大量に出てきます) つまり今の時代はネット上で薬物乱用者を直接目にする機会が多く、その影響でふとしたきっかけで薬物に染まる危険性が高くなっていると感じます。 そのためこのセミナーのような薬物について危険性や正しい知識を身に着けるための啓蒙活動が重要であると思いました。

 

  • 講師のスポーツ健康学部 鬼頭英明教授

  • 講演中の様子


お問い合わせ

学生センター 多摩学生生活課

TEL:042-783-2152
場所:EGG DOME 2階