【開催報告】課外教養プログラム「魚で学ぶ！あなたの知らない地球温暖化」

７月１日、法政大学課外教養プログラム『魚で学ぶ！あなたの知らない地球温暖化』を実施致しました。

本企画では、地球温暖化の影響を魚の生息域の変化から学ぶという事を目的としたものです。講師として、東京大学大学院新領域創成科学研究科/大気海洋研究所教授の木村伸吾先生をお招きしました。先生は水産海洋学を専門とし、地球環境の変化という側面からウナギ、マグロといった魚類の生態に関する研究を行っていらっしゃいます。

本企画はzoomにて実施し、プログラム内では学生同士のディスカッションと先生の講義を交互に行いました。

まず、ディスカッションではブレイクアウトルームに分かれて学生に「地球温暖化の海への影響」や「海や魚の変化が我々の生活に与える影響」、「私たちには今後何ができるか」などテーマを定めて話し合った後に、ディスカッションを通じて出た意見には木村先生からフィードバックを頂きました。

また、講義では地球温暖化の影響による魚の生息域の変化を中心にお話ししていただきました。講義の最後には、魚の生息域の変化に対して、我々ができる事の先生なりの答えを教えていただきました。

現在の世界の海の状況と魚の生息域の変化がどのようになっているのかという事について学べ、非常に勉強になりました。

講義は分かりやすく、参加学生は真剣に講義に聞き入っている姿が印象的でした。そして、今回の企画ではオンラインでも積極的に学生同士が交流できる企画を目指し、ディスカッションを多く取り入れました。

学生同士のディスカッションでは、活発に話し合いが行われており、コロナ禍によって希薄になってしまった学生間の交流をサポートする事が出来たと感じています。

本プログラムをきっかけに、再度、地球温暖化という問題に関心を持っていただければ幸いです。

【報告・KYOPROスタッフ】野口遥夏　法学部法律学科３年）