2019年度

“読まない”読書 ~本文を読むだけじゃない読書のヒミツ~

2019.12.16

2019年度

法政大学学生センター・課外教養プログラム(法政大学後援会補助事業)

日時

  • 2019年12月10日(火)17:00~18:30

場所

  • 小金井キャンパス南館4階S404教室

参加者数

  • 15名

講師

  • 橋本英人 氏(編集工学研究所 主任研究員)

KYOPROスタッフによる実施報告

2019年12月10日(火)、編集工学研究所の橋本英人氏をお招きし、課外教養プログラム「“読まない”読書~本文を読むだけじゃない読書のヒミツ~」を実施しました。

 当プログラムは読書を「物事を思考するためのツール」として捉えてもらうことを目的としました。

 内容としては、参加者の最近の読んだ本を紹介しあうアイスブレイクから始まり、まずは本を読む前にどんなことに注意すべきかを学びました。グループごとに大きなテーマを決め、そのテーマを話し合うツールとして講師の橋本氏が持参した5種類の新書を用いました。本を読む前に、表紙、はしがき、帯び、目次など様々なところに目を通すだけでも筆者の立場や意見、論述構成を見て取れるということを参加者は実感し、驚いていました。その後、本の内容に目を通しながらも、グループごとのテーマはこの本ではどのように論じられているのだろうかという点に着目し、自身のテーマへの考えを持ちながら“読書”を行いました。

 参加者からは「読書について見直す機会になった」「本を読むことが少なくなっていたが、また読もうと思う」などの声があり、今回のプログラムを通して読書を「思考をするためのツール」として捉えてもらい、学生の読書への認識を良い方向へと向かわせることができました。

【報告・KYOPROスタッフ】

長岡隼巳(理工学部・応用情報工学科1年)

鎗田明玖(理工学部・創生科学科3年)

吉原徳章(生命科学部・生命機能科学科3年)