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講師
2019年11月27日(水)、(株)博報堂でスピーチライターをされているひきたよしあき氏をお招きし、課外教養プログラム「博報堂スピーチライター直伝!”伝わらない”をなくす話し方の極意」を実施しました。
自分の意見を正しく伝える能力は学生にとって必要ですが、それを学ぶ機会が少なく、話すことや伝えることに苦手意識を抱いたまま、克服することができない学生が多くいるようです。そのため、本プログラムでは学生が自分の考えを自分自身の言葉で正しく伝えることが出来るようになることを目的としました。
プログラムでは、対人関係に強くなるコツ、自分を知る・伝えるコツ、正確に伝えるコツ、行動力をつけるコツの4つのテーマについてお話しいただきました。
対人関係に強くなるコツでは、穏やかな仕草や明るい言葉をかけるようにすることで関係を明るくできるということを、ワークも取り入れながらご教示いただきました。
自分を知る・伝えるコツでは、人が一番興味のあるのはその人の過去であることと、「エピソードノート」という、年ごとにページを作り、その年に自分に何が起こったかと社会では何が起こっていたかを書き出すことで自分の記憶を鮮明にすることで、自分を知り、人に伝えることができるとご教示いただきました。
正確に伝えるコツでは、今いる状況や写真に写っているものを実況中継することで文章化する能力が身につき、正確に伝えることができるようになることをご教示いただきました。
行動力をつけるコツでは、「マンダラート」という、達成したい目標とそのための行動を記した9マスの表を作ることで、目標達成のために行うべきことが明確になり、行動力を上げることができるということをご教示いただきました。
講義中は、多くの参加者が積極的にメモをとったり、積極的にワークに参加したりしているのが印象的でした。参加者からは「話し方のほか、今まで抱いていた疑問点を解決できてよかった」「今回学んだことを普段の生活でも実践してみたいと思った」などの声があり、充実したプログラムとなりました。
【報告・KYOPROスタッフ】大塚翔太(法学部・法律学科 2年)