2019年度

生け花体験教室-日本文化を学ぼうシリーズ-

2019年11月22日

2019年度

法政大学学生センター・課外教養プログラム(法政大学後援会補助事業)

日時
  • 2019年10月16日(水)16:50 ~ 18:30
場所
  • 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎5階短期会議室523~526
参加者数
  • 12名
講師
  • 一般社団法人龍生華道会 龍生派4代目家元 吉村華洲氏

内容

10月16日(水)、学生センター・課外教養プログラム「生け花体験教室-日本文化を学ぼうシリーズ‐」を実施しました。本企画は、体験を通じた日本文化に関する教養教育を目的として実施しました。

本プログラムは、一般社団法人龍生華道会協力のもと行われました。まずは、講師である龍生派家元吉村華洲氏より、生け花の歴史、現代と近代の生け花の違いや生け方の方法等をレクチャーして頂きました。また、家元は建築事務所で勤務された後、生け花の世界に入ったという異色の経歴の持ち主でした。どのようなキャリアデザインを歩んできたのか?というお話もして頂きました。学生は興味津々に聞き入っていました。

続いて、参加者は実際に最初に学んだ生け花の方法を踏まえて、実際に自由に花を生ける体験を行いました。参加者のほとんどが生け花初心者の為、悪戦苦闘しながら真剣に花を生けている姿が印象的でした。

その後、自分が生けた花を家元から講評を頂きました。自身で作成した生け花を家元が講評をしながら手直しを加えていく事で見違えるほど、生け花が美しくなっていく事に参加者は驚いている様子でした。

当日は留学生の参加も多く見られました。最初は生け方や鋏の使い方に戸惑っている様子でしたが龍生華道会スタッフや家元のフォローで最終的には自分の生け花に感動し、写真を沢山撮る姿が印象的でした。

 課外教養プログラムでは、今後も日本文化についての知識を身に付け、体験を通して学ぶことのできるプログラムを実施していきます。

参加学生による感想
  • 対面して自分が体験するとなった時に、とても難しさを感じました。特に葉のバランスに手こずりました。しかし、作っていてとても楽しかったです。(参加者アンケートより)
  • 生け花には沢山のルールがある事を知り、生け花に関連したスタイルやルールより興味を持ちました。この伝統から沢山の感銘と学びを得ました。