2019年度

今日からはじまる自己紹介 ~『はじめまして!』はみんなどうしている?~

2019年05月28日

2019年度

法政大学学生センター・課外教養プログラム(法政大学後援会補助事業)

1.日時
  2019年5月28日(火)17:25~19:05

2.場所
  多摩キャンパス EGG DOME 研修室1・2

3.参加者数
  15名

4.講師
  鈴木美伸 氏(法政大学兼任講師)
 

KYOPROスタッフによる実施報告

2019年5月28日(火)に課外教養プログラム「今日からはじめる自己紹介~『はじめまして!』はみんなどうしている?~」を実施いたしました。自己紹介で相手に好印象を持たれるためには自分の情報を効率的に相手に伝える必要があります。このことはアイデアや学説などを効率的に相手に伝えるプレゼンテーションに通ずるものとも言え、どちらも大学に在学している間は要求される場が多く存在します。しかし、具体的に情報を効果的に伝える方法を学び、それを訓練する場は少ないため、そのような場を提供するために当プログラムを企画いたしました。

当プログラムでは、講師として法政大学兼任講師の鈴木美伸氏をお招きしました。企業の人事採用コンサルティングの経験から、学内のことのみならずその後の就職活動も見据えた講義をしていただきました。その経験から話に説得力を持たせる実践的な方法や初対面の人との対話法、多人数の前で話しても緊張しない方法についてお話していただけました。

具体的には、PREP法という結論から先に話すことで相手に素早く情報を伝え、納得してもらうという情報を効率的に伝えられるような話し方を教えていただきました。それ以外にも多人数の前で緊張せずに話をするためのテクニックとして、アイコンタクトを聞いている人たち一人ひとりにすることで1対1の対話を複数回繰り返すような感覚で話すことができるという方法や、お互いに話しやすくなるテクニックとして聞いている側も相手の話を聞いているという姿勢としてうなずきやあいづちなどのリアクションで示すことを教えていただきました。これらの方法を実践する場として参加者に4~5名からなる複数のグループに分かれてもらい、自分に関する情報をキーワードとして6項目紙に書き、それを見せながら話すという時間を設けました。どのグループでも教えていただいた内容を実践しており、初対面であったにも関わらず終始賑やかにコミュニケーションを参加者同士で取れていました。

今回のプログラムを通して、初めての出会いの場であったとしても学んだテクニックを使って積極的に相手とのコミュニケーションを図り、交流の輪を広げることにつなげていたただければと思います。

【報告・KYOPROスタッフ】平江智彦(社会学部社会学科3年)