2019年度

出会いを活かせ!コミュニケーションスキルUP講座

2019年04月19日

2019年度

法政大学学生センター・課外教養プログラム(法政大学後援会補助事業)

日時
  • 2019年4月19日(金)16:50~18:30
場所
  • 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎5階 523~526会議室
参加者数
  • 11名

KYOPROスタッフによる実施報告

4月19日(金)、課外教養プログラム「出会いを活かせ!コミュニケーションスキルUP企画」を実施しました。4月は新入生にとって先輩や同級生など出会う人すべてが新しく、在学生にとっても後輩や授業で新しい友達と人間関係を築くのに大変重要な時期です。しかし、コミュニケーションへの不安を抱えたままだと人間関係を円滑に築くことの妨げとなってしまいます。そこで、学生には発話と傾聴という2つの重要なコミュニケーションスキルについて学んでもらい、それらを実践するためのグループワークを通して、コミュニケーションに対する不安を解消してもらうきっかけづくりとして、本企画を実施しました。

 当プログラムでは、講師として株式会社ダイレクトコミュニケーションから大塚真梨子氏をお招きしました。大塚氏は、精神保健福祉士の資格を持ち、対人コミュニケーションを専門分野とされているため、学生のコミュニケーションに対する不安をなくすことを目的とした当プログラムの講師に適していると考えました。

 大塚氏の講義では、チェックシートを用いて「万能タイプ」「発話タイプ」「傾聴タイプ」「苦手タイプ」の4つのタイプのなかで自分の話し方がどのようなタイプであるかを調べました。また、自分の会話タイプと相性のいいタイプや悪いタイプを紹介していただき、自分のコミュニケーションの得意、不得意を明確化することが出来ました。

次に自分のコミュニケーションスキルを向上させるために、「発話編」「傾聴編」の2種類のペアワークを行いました。1つ目の「発話編」では、初対面の相手からの質問に対し、5Wを交えて返すこと、自分の感情を表現することで話を膨らませる方法を学びました。2つ目の「傾聴編」では相手の発言に対し、感情の部分を強調することや相手の言葉を言い換えたオウム返しを行うことで相手の気持ちを肯定するといったワークも実施しました。

最後に、特に集団での会話が苦手な人に向けてグループワークを行いました。相手に質問をしてはいけないという条件の下、5分間グループで会話をするというワークを行い、2種類のペアワークで学んだスキルを復習することが出来ました。

今回のプログラム終了後には、参加者全員が笑顔で話しながら帰っていく様子や参加者同士で交流をしている様子が多く見受けられ、参加者のコミュニケーション対する不安が和らいだことを感じられました。

【報告・KYOPROスタッフ】
向佐 真実(キャリアデザイン学部・キャリアデザイン学科2年)

  • 講師よりコミュニケーションのタイプについて説明を受ける様子

  • コミュニケーションのスキルを学び、実際に実践している様子

  • 学んだスキルを元に4人でコミュニケーションをとっている様子

  • 集合写真