2018年度

学校では教えてくれない絵画の秘密

2018年12月07日

2018年度

法政大学学生センター・課外教養プログラム(法政大学後援会補助事業)

日時
  • 2018年12月7日(金)16:50~18:30
場所
  • 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎5階 523~526会議室
参加者数
  • 15名

KYOPROスタッフによる実施報告

12月7日(金)、國學院大學文学部教授の小池寿子氏をお招きし、課外教養プログラム「学校では教えてくれない絵画のひみつ」を実施しました。

法政大学は、国立美術館を無料・割引で観覧できる「独立行政法人国立美術館キャンパスメンバーズ」に加盟していますが、その存在を知らない学生は少なくありません。そこで、学生にこのサービスを活用してもらうべく、絵画について学び、その見どころなどを知ることで、学生が美術館へ足を運ぶきっかけづくりとして、本企画を実施いたしました。

プログラムでは、小池氏に、ルーヴル美術館に所蔵されている「モナ・リザ」のような名画や「ミロのヴィーナス」のような有名な彫刻作品の見どころを講義形式で解説していただきました。また、ルーヴル美術館の大まかな歴史、美術館内の構造、作品の配置を説明していただきました。とても丁寧な説明で、美術の知識がなくても楽しんで学ぶことができる講座となりました。

プログラムの最後には、学んだことの復習という意味を込めてグループワークを実施しました。ワークでは、有名作品の説明文が印刷された札と、その作品の絵が印刷された札を十数作品分用意しました。参加者には、グループで協力し、テーブルの上に散りばめられたそれらの札の中から、説明文の札と絵の札を作品ごとに一致させてもらいました。このワークは、私たち学生スタッフが考案したもので、講義で学んだ作品を題材としたため、参加者には、講義の理解をより深めて頂くことができました。クイズ形式のワークは非常に盛り上がり、有意義な時間にすることができました。

プログラム中は、参加者全員が真剣に話を聞いている様子が印象的でした。参加者からは「細かい所まで説明してもらえたので良かった」「ちょうどフェルメール展へ行こうと思っていたので、解説を聞くことができて良かった」という声があり、非常に充実したプログラムとなりました。

【報告・KYOPROスタッフ】向佐 真実(キャリアデザイン学部・キャリアデザイン学科1年)

  • 講義中の様子

  • 講師による説明

  • グループワークの様子

  • 集合写真