2018年度

KYOPRO×市ヶ谷学生相談室 相手と自分の心理を読み取ろう

2018年10月26日

2018年度

法政大学学生センター・課外教養プログラム(法政大学後援会補助事業)

日時
  • 2018年10月26日(金)16:50~18:20
場所
  • 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎5階 523~526会議室
参加者数
  • 15名

KYOPROスタッフによる実施報告

2018年10月26日(金)、市ヶ谷学生相談室の主任心理カウンセラーで臨床心理士の新川田譲氏をお招きし、「KYOPRO×市ヶ谷学生相談室 相手と自分の心理を読み取ろう」を実施しました。

学生相談室では、悩み相談の受付だけでなく、学生のスキルアップに繋がるようなプログラムを実施することで、大学生活に不安を抱える学生がより快適な学生生活を送ることができるようにサポートしています。そこで今回のプログラムは、「相手や自分の考え方、感じ方を知る」というテーマのもと、学生相談室の紹介を目的として実施しました。

プログラム冒頭では参加者に3、4人のグループに分かれてもらい、「隣の隣ゲーム」を行いました。これは「○○(隣の人の名前)の隣の××(自分の名前)です。」のように隣の人と自分の名前を合わせて自己紹介するゲームです。このアイスブレイク通じて初対面の人同士でも気軽に打ち解けることができました。

プログラムは二部構成で行われました。前半では、話し手の意図を読み取る技術や、フィ―ドバック(受け応え)などの傾聴スキルについて、講義を通じて学びました。また、学んだことはワークを通して実践し、「話を聴く」ことの奥深さを体験しました。

後半では、より実践的なワークを行うために、グループ内で楽しかった話、驚いた話などの一貫したテーマを決め、話し手はテーマについて数分間話をし、聴き手はその話を聴き、オブザーバーは話し手、聴き手双方の様子を観察しました。その後話し手は聴き手の、聴き手は話し手の、オブザーバーは話し手、聴き手双方の印象をメモ用紙に書き、それぞれ交換しました。メモ用紙をもらうことにより、「自分の話し方の癖がわかる」、「好印象を抱かれると嬉しい」などの声をいただきました。

今回のプログラムでは、参加者が楽しみながらワークをしてくれていたことが印象的でした。参加者からは、「話を聴くことの難しさを知れた」、「実践的でとても良かった」などの感想がありました。KYOPROでは、今後も様々なジャンルのプログラムを行い、学生のスキルアップのサポートをしていきます。

【報告・KYOPROスタッフ】菅谷 亮介(文学部・心理学科1年)

  • 講義中の様子

  • 講師による説明

  • グループワークの様子

  • テーマについて話し合う学生とオブザーバー役として観察する学生

  • 交換したメモ用紙(フィードバックシート)を見ながら傾聴について考えました

  • 集合写真