7月5日(金)、学生センター・課外教養プログラム「-日本文化を学ぼうシリーズ-茶道体験」を実施しました。
本企画は、体験を通じた日本文化に関する教養教育を目的として実施しました。
プログラムは、本学の登録団体である茶道研究会協力のもと行われました。まずは、茶席での作法と一連の流れを習いました。七夕にちなんだお菓子やお道具などに、参加者は「美しい!」と感動している様子でした。また、「このお菓子はどのように作られているのですか?」「お茶の種類で味の違いは出るのか?」といった参加者の様々な質問に、茶道研究会が丁寧に答えてくれました。
続いて、参加者が自分で点てたお茶と、茶道研究会が点てたお茶の味の違いを実感してもらいました。参加者のほとんどが初めての体験で、「最後に優しく撫でるように茶筅を動かすと泡がきれいになりますよ」という茶道研究会のアドバイスをもとに、それまで一生懸命泡立てていた手を緩め、ゆっくりと茶筅でお茶を点てる参加者の姿が印象的でした。
当日は、留学生の参加が多数見受けられました。お茶の点て方だけでなく、茶道の歴史や茶道の流派である裏千家と表千家のお茶の点て方の違い等、専門的な知識まで教わっている様子もあり、留学生は日本文化に関する理解をより深める事が出来たのではないのでしょうか。
課外教養プログラムでは、今後も日本文化についての知識を身に付け、体験を通して学ぶことのできるプログラムを実施していきます。
有意義な時間を過ごす事が出来ました。日本人なのに全然知らない日本文化の知識を沢山知る事が出来て良かったです。今後外国人の方と交流する事があれば積極的に伝えていきたいと考えています。(参加者アンケートより)
素晴らしかった!プログラムとグレートな経験をさせてくれた茶道研究会に感謝します!(留学生・参加者アンケートより)
茶道体験教室では茶道研究会の部員が講師として参加させていただきました。参加者の皆様には茶道の礼儀作法やおもてなしの心といった茶道の精神を中心にご説明させていただきました。教えるのが不慣れなところが多くご迷惑をおかけした部分も多々あったかと思いますが、参加者の方々が熱心に聞いて下さったおかげでとても楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。参加者だけでなく我々茶道研究会の部員もとても勉強になりましたし、改めて茶道の魅力や奥深さを再認識することが出来ました。このような機会を設けて下さった学生センターの方々をはじめ、参加して下さった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。また来年も多くの参加を部員一同お待ちしております。(茶道研究会 3年 飯川 莉咲)