2018年度

学校では教えてくれない歴史の裏ストーリー

2018年07月02日

2018年度

法政大学学生センター・課外教養プログラム(法政大学後援会補助事業)

1.日時
  2018年7月2日(月)17:25~19:05

2.場所
  多摩キャンパス EGG DOME 研修室1・2

3.参加者数
  25名

4.講師
  房野史典 氏(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
 

KYOPROスタッフによる実施報告

課外教養プログラム「学校では教えてくれない歴史の裏ストーリー」を実施しました。私たち大学生にとって暗記科目でつまらないというイメージの強い歴史をかみ砕き分かりやすく、学校では語られることのない裏ストーリーを交えながら学びました。講師にはお笑い芸人をされている房野史典氏お招きしました。

長い日本の歴史の中には激動の時代がいくつもありました。移り行く時代の人々の物語が歴史であり、そこに面白さがあるのではないかと感じていました。歴史はその時代の人々が織りなした一つのストーリーであり、そこから当時の人々が時代を生き抜くための知恵を知ることができるものです。今回は現代を生きる私たちでも生かせる教訓を学ぼうと考え、企画しました。

当プログラムでは時代が動いた戦いのひとつである関ヶ原の戦いを中心に講義をしていただきました。教科書では数行で終わってしまう戦を当時の時代背景、武将の関係性、関ヶ原の戦いが起こるきっかけなどひとつひとつ解説していただきました。講師である房野さんがお笑い芸人であるため、芸人さんならではの話術で笑いのある和やかな雰囲気でした。ところどころに盛り込まれていた諸説ある逸話は、武将の人間性や戦いの背景などがより伝わるものばかりで、授業ではなかなか触れられることのないストーリーを聞くことができました。後半のクイズでは教科書では学ぶことができない裏ストーリーをもとにしたクイズを出していただきました。武将の人間性が感じられるお話しばかりで知識として知っていた当時の時代背景や人間味が垣間見られました。クイズの正解を考える過程では講師と参加者とのやりとりが見られ、参加者との交流も持てる機会になりました。

参加者からは、「講師の話に引き込まれた」「普段は聞くことができない話が聞けて良かった」などの声がありました。満足度の高い企画になりました。

 【報告・KYOPROスタッフ】林菜々子(現代福祉学部福祉コミュニティ学科2年)