2018年度

博報堂スピーチライター直伝!あなたの言葉を強くする方法

2018年05月30日

2018年度

法政大学学生センター・課外教養プログラム(法政大学後援会補助事業)

日時
  • 2018年5月30日(水)18:35~20:15
場所
  • 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎5階 523~526会議室
参加者数
  • 34名

KYOPROスタッフによる実施報告

2018年 5月30日(水) 、㈱博報堂でスピーチライターをされているひきたよしあき氏をお招きし、課外教養プログラム「博報堂スピーチライター直伝!あなたの言葉を強くする方法」を実施しました。

学生のなかには、自己表現が苦手で、授業中のディスカッションや就職活動に影響している人も多くいるようです。そこで本プログラムは、自分の言いたいことを相手に分かりやすく伝える技術を身につけることを目的としました。

プログラムでは、三つのテーマについてお話しいただきました。一つ目は、一言でインパクトを与える方法についてです。これは、自身の経験や性格をもとに、自分を一言で表す言葉を見つけて定義づけることで、自分のブランド力を確定させることができるというものでした。二つ目は、自分の実現したいことに必要な要素を明確にする「マンダラート」という方法です。これは、3×3の9つのマスを作成し、中心のマスに目標を書き、残りのマスには目標を実現するためにすべきことを書くというものです。これにより目標の達成に近づくということで、多くの参加者が関心を寄せているようでした。三つ目は、議論で解決策を生み出す方法と、自己表現で使えるポイントです。ここでは、自身の主張と、相手からの反対意見も考慮したうえでその解決策を提示することで、より高次元な考えを生むことができることを学びました。それに加えて、「カンカラコモデケア」というものを紹介していただきました。これは、感動、カラフル、今日性、データ、決意、明るくの略称で、これらをプレゼンなどで意識することで、相手により強い印象を与えて惹きつけることができるというものでした。

講義中は、多くの参加者がメモをとりながら講師の話を熱心に聞いている様子が印象的でした。また、講師から質問を投げかけられて発言をした学生に拍手をすることで、博報堂の「発言者には敬意を込めて拍手を」という賞賛の文化に触れることができました。参加者からは「内容が濃くてとてもためになった」「参加して楽しむことができ、今後に役立てていきたい」などの声があり、充実したプログラムとなりました。

【報告・KYOPROスタッフ】中田 大智(文学部・英文学科2年)
横溝 満里奈(経営学部・経営戦略学科2年) 

  • 講師による説明

  • 講義中の様子

  • 講師の話を熱心に聞く参加学生

  • 講師による問いかけに考えさせられました

  • 集合写真

  • プログラム終了後も多くの参加学生の個別質問に応えていただきました