市ヶ谷(5/24)、多摩(5/30)、小金井(5/22)の3キャンパスにおいて、学生センター・課外教養プログラム「お酒とクスリの大事な話」を実施しました。当日は、学生団体を中心に呼びかけ、275名(市ヶ谷145名、多摩64名、小金井66名)が参加しました。
講師は、昨年に引き続き紙谷名枝子氏(特定非営利活動法人ASK予防教育講師)にお願いし、例年通りのアルコール、薬物の危険性に加え、今年はエナジードリンクや電子タバコなど、現在話題となっているテーマについてもご講演いただきました。講座後半では参加学生にお願いし、「飲み会に誘う役」と「飲み会を断る役」に分かれ、寸劇を演じてもらいました。その演技はリアリティがあり、どのように飲み会を断ったらよいか、みんなで意見を出し合う場面もありました。
飲酒による死亡事故の生々しい話も紹介され、学生が提出したアンケートには「大学生の問題である飲酒を最高学年の立場として、後輩たちが安心して飲めるような環境づくりをしていきたいと考えております。」「お酒はすごく身近にあるけど「死」とも隣り合わせなんだなと思いました。」「自分には関係ないという気持ちで臨んだが、そうではないということを思い知らされた。」など、本講座が大変有意義であったという感想が多数寄せられました。
学生生活を送っていく中で、新入生歓迎会や合宿等、サークルの集まりなど、お酒を飲む機会は多数あります。そもそも未成年飲酒は法律上禁止されていますが、体質的にお酒が飲めない人に強要すると思わぬ事故に繋がります。本プログラムで学んだことを活かし、飲酒事故を未然に防いでいただきたいです。