2017年11月25日(土)、市ヶ谷・多摩・小金井キャンパスを巡る「3キャンパスバスツアー」を実施しました。講師には、法政大学の歴史に詳しい文学部の小林ふみ子教授と、日本の天文学会の第一人者である理工学部の岡村定矩教授をお招きしました。
同じ法政大学の学生でも、所属キャンパスを超えて活動する学生や、各キャンパスの魅力や違いを知っている学生は多くありません。そこでこのプログラムでは、学生が法政大学についての知識をより深めるとともに、所属キャンパスを超えた学生間の交流を目的としました。
当プログラムでは、多摩キャンパスを走る校内循環バスを貸し切り、3キャンパスを1日かけて巡りました。市ヶ谷キャンパスでは、小林ふみ子教授に法政大学の歴史についての講義をして頂きました。そして、講義終了後には「ミッションツアー」として、市ヶ谷キャンパス内の指定されたスポットをグループに分かれて巡り、魅力の発見を行いました。その後の多摩キャンパスへの移動の車中では、法政大学に関連したクイズを行い、グループ対抗で相談をしながら楽しみました。多摩キャンパスでは、昼食としてバーベキューを行いました。昼食後は、馬術部協力のもと馬の餌やり体験や、練習風景の見学をしました。そして、バスに乗って広大な多摩キャンパスの敷地内を巡りながらスタッフが建物や見所の紹介を行った後、小金井キャンパスへ移動しました。小金井キャンパスでは、岡村定矩教授にご協力頂き、普段学生が立ち入ることのできない屋上へ上がり、天体望遠鏡の解説を聞いたり、双眼鏡を用いて月の観測を行ったりしました。また、小金井キャンパス全体を見渡すことのできる場所でスタッフが建物や周辺施設の説明を行いました。この企画を通して今まで知らなかった法政大学の魅力を発見し、他キャンパスにも興味関心を持ってもらうきっかけを作ることができたのではないかと思います。
今回のプログラムは、3キャンパスのKYOPROスタッフが合同で作り上げ、過去にない大きなプログラムとなりました。参加者からは「今まで知らなかった法政大学を知ることができた」「他キャンパスの人と交流ができて良かった」「法政大学の学生であることに自信が持てた」などの声があり、とても満足度の高いプログラムとなりました。
今後もKYOPROでは、より良い学びのきっかけ作りのために様々なプログラムを実施していきます。
【報告・KYOPROスタッフ】谷口英之(理工学部・電気電子工学科3年)